自動車産業の集積地、名古屋での2回目の開催となる自動車技術展「オートモーティブワールド」が、いよいよ明日9月18日、ポートメッセなごやで開幕する。
オートモーティブワールドは毎年1月、東京ビッグサイトで開催されている世界最大の自動車技術展だ。昨年、自動車産業の中心地でもある名古屋からの熱烈な要望により初開催。自動運転、EV/HEV、カーエレクトロニクス、コネクティッド・カー、軽量化など、自動車業界における先端テーマに関する技術を持つ企業、577社が出展、自動車技術者3万6000人が来場した。
今年は前回を上回る680社が出展、世界中から4万名の技術者が来場する。9時30分からの開会式には、トヨタ自動車の寺師茂樹副社長をはじめ、自動車やロボット、エレクトロニクス各メーカーのVIP約40名が参列し、盛大な幕開けとなる。
名古屋オートモーティブワールドでは、「カーエレクトロニクス技術展」「EV・HEV 駆動システム技術展」「クルマの軽量化技術展」「自動車部品&加工 EXPO」「自動運転 EXPO」の5つの展示会を行う。
第1回[名古屋]オートモーティブワールドカーエレクトロニクス技術展は、カーエレクトロニクス技術に関するあらゆる部品・材料、ソフトウェア、製造装置、テスティング技術を紹介。EV・HEV駆動システム技術展では、電気自動車・ハイブリッド車の中枢技術であるモータ・インバータ、二次電池、充電に関するあらゆる技術を一堂に出展する。
クルマの軽量化 技術展では、軽量化に必要な部品、材料、加工技術、設計技術などが集結する。自動車部品 加工EXPOは、自動車部品の加工技術・設備、量産・試作請負に特化した専門技術展。自動運転EXPOでは、センサ、LiDAR、カメラ、AI、ダイナミックマップなど、自動運転に関するあらゆる製品・ソリューションが集結する。
また、自動運転、AI、電動化、FCV、エンジン革命、軽量化など、業界注目のテーマを、各メーカーの技術トップ80名が毎日講演。自動車メーカー・自動車部品メーカーにとって新技術の発掘・課題解決の絶好の場となる。
そのほか、IoT・AI・FAによる製造革新展「スマート工場EXPO」、ロボット開発・活用展「ロボデックス」、エレクトロニクス開発・製造・検査の専門展「ネプコン ジャパン」も同時開催。会期は9月20日まで。入場には招待券と名刺2枚が必要。招待券はホームページから無料でプリントアウトできる。