【マツダ CX-30】マツダ3のSUV、ポジショニングはCX-3とCX-5の中間

マツダCX-30
マツダCX-30全 11 枚

20日に国内発表されたマツダの新型クロスオーバーSUV『CX-30』。ボディは全長4395mm×全幅1795mmで、ポジショニングは「『CX-3』以上、『CX-5』未満」。ボディサイズは全長も全幅も両車の中間となる。

いっぽうで車体構造的にはCX-3ともCX-5とも関連はなく、関係が深いのはマツダの新世代モデル『マツダ3』だ。マツダ3と比べるとCX-30はホイールベースが70mm短縮されているが、プラットフォームをはじめ構造的には共用部分が多く、またタイミング的にもほぼ並行で開発されたこともあって関係者が「マツダ3の兄弟」と表現するほどだ。

ただし搭載するエンジンはマツダ3に用意する1.5リットル・ガソリンはなく、ガソリンエンジンは2.0リットルのみ。ディーゼルエンジンは1.8リットルを組み合わせる。また、遅れて、量産車としては世界初採用となる予混合圧縮着火ガソリンエンジンの「スカイアクティブX」も追加される予定だ。「スカイアクティブX」の排気量は1.8リットルとなる。

グレード構成は、それぞれのパワートレインに「プロアクティブ」「プロアクティブツーリングセレクション」そして「Lパッケージ」を設定するほか、ガソリンエンジン車のみ「ベースグレード」が用意される。

「プロアクティブツーリングセレクション」になると、運転席シート調整の電動化や前関シートヒーターが組み込まれるほか、クルージング&トラフィックサポートなど運転補助装備が充実。「Lパッケージ」はレザーシートをコーディネートするのがポイントだ。

ベーシックグレード「20S」はひととおりの先進安全装備や18インチタイヤ&ホイール、そして別売の地図データ収録SDカードを挿入するだけで使えるカーナビを組み込んだうえで239万2500円(消費税10%込み)という価格は比較的リーズナブルな印象を受ける。ただし、ひとつ上のグレード「20S プロアクティブ」になると20万円強アップの261万2500円となる。

《工藤貴宏》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 電動モビリティ「ブレイズ」、名古屋本社で試乗体験会開催へ…新商品「スタイル e-バイク」も
  2. レクサス『LM』対抗!これがメルセデスベンツ最高級ミニバン、『Vクラス』後継の最終デザインだ
  3. トヨタの新型『ヤリスセダン』がタイで登場!「アティブ HEV」にはGRスポーツも
  4. 販売わずか3年の希少車種、「角目」のいすゞ『117クーペ』【懐かしのカーカタログ】
  5. 「完璧なフルモデルチェンジ」三菱『デリカミニ』が2代目に! 可愛さも機能も大幅進化で「後世に受け継がれる名車」と話題に
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る