あの英国名車かGクラスか…現行ジムニーで最強コーデ、ダムドのリトルG./リトルD.で非日常体験を

リトルG.でキャンプにいけば、車を横付けするだけであっという間に雰囲気抜群に
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街道も未舗装路も、その先の緑に囲まれた森も、潮風そよぐ海辺も、どこを走っても“違い”を感じるジムニーがあった。ひとつは、英国の高級SUVメーカー、ランドローバーの名車『ディフェンダー』、もうひとつはメルセデス・ベンツ『Gクラス』を想わせるジムニーだ。

手がけたのは、神奈川県大和市に本社を構え、自動車用品・部品やカスタムカーの企画・設計・製造・販売を手がけるダムド。同社がこだわり抜いて仕立てた、ディフェンダーを想わせるジムニー『littleD.』(リトルD.)シリーズと、Gクラスをオマージュした『littleG.』(リトルG.)シリーズと一緒に街や森を走り、一日中このクルマたちと過ごしてみると、これまでに感じたことのない「いいね!」に出会えた。

無骨さと英国らしさ、どの方向からみてもキマるリトルD.

ダムドの手掛けるジムニーのエアロキット ジムニー シエラ リトルD.

東名高速道路厚木インターチェンジから、国道と山道を伝って TINY CAMP VILLAGEへ。天然氷もつくれるきれいな七沢川のせせらぎを聞きながら、さっそくグランピング。リトルD.を横付けすると、あっという間に雰囲気抜群になるから不思議だ。

これからバーベキューやるぞっ!ということで火をおこす間、あらためてディフェンダーの印象をインストールしたリトルD.を近くに寄って引いて離れて、いろいろな角度から見つめてみると、このつくり込みと上質な質感、ディティールの奥深さを感じられる。

思わず見入ってしまう前後バンパーと丸型ランプ、そのつくり込み

まず目を引くのが、ディフェンダーを彷彿させる前後バンパー。ディフェンダーに装着されているスチール製バンパーのイメージをそのままに、真空成形(ABS)で製作。角Rなど保安基準を満たしつつ、直線を基調にした前後バンパーだけで、これだけ表情が変わるのか!と思わせてくれる。

この前後バンパー、スチール感を出すために、よりザラッとした粗目マットブラック塗装を採用するというこだわり。横から見た時に不自然な空洞などもいっさいないように、凹型のアンダーカバーもついている。だからどの角度から見ても、ボディと一体感・フィット感があって、コーヒーカップ片手に「いいなあ」とついつい眺めちゃう。

そして、ジムニーであることを忘れてしまうほど大事なアイテムが、フロントグリルと前後の丸形ランプ。フロントグリルは、凹凸のあるくっきりした造形で、クラシックディフェンダーを想わせるつくりに。そして、前後の丸型ランプがまた、ディフェンダー的。

なんとこの丸型ランプ、流用品などではなく、インジェクション(射出成形)で製作したオリジナルパーツ。ダムドは、ディフェンダーのランプと同じように、ボディサイズとバランスの取れた大きさとディティールの丸形ランプをめざし、インジェクションでつくることを決め商品化。グリルやバンパーと相まって、英国クラシックな雰囲気を醸し出してくれる最大のチャームポイント。ちなみに、ランドローバーのエンブレムに寄せたリトルD.エンブレムもあって、遊び心を忘れないパーツもあるのがうれしい。

ディフェンダーを想わせるボンネットフードカバーもダムドオリジナル

リトルD.に共通する、もうひとつのダムドオリジナルパーツが、ボンネットフードカバー。これも、ディフェンダーを想わせるデザインをジムニーにフィットするように落とし込み、中央部にボリュームを持たせ正面からのシルエットをさらに力強いものに。このオリジナルボンネットフードカバーは、見た目の違いだけではなく、安全面もしっかり考慮し、フードカバー裏にステーを装着。強風で外れるようなアクシデントを防止する策も施されている。

ダムドの手掛けるジムニーのエアロキット ジムニー シエラ リトルD.(モデル:よこせさくら)

そして車内を英国調に仕立ててくれるのが、ダムドオリジナルのシートカバー。エクステリアに調和する英国クラシックな生地を採用。あのバーバリーを想わせる、どこか懐かしくて暖かい。そんな客室を演出してくれているのもうれしい。チェックと千鳥柄の生地はゼロから難燃加工を施し、サブマテリアルに耐久性に優れた本革調PVCを使用し、ひとクラス上の安心感も与えてくれる。

都会的でスタイリッシュなベビーG、上質感がきわ立つリトルG.

無骨さと英国らしさが印象的なリトルD.シリーズとは対象的に、強烈なキャラクターと上質なオーラを放つのが、リトルG.シリーズ。こちらは「ベビーG」と称するように、メルセデス・ベンツGクラスにしっかり寄せてきたモデル。Gクラスに似せると、どこかおもちゃ感が出てしまうといわれるなか、ダムドはGクラスのディティールと質感を徹底的に追求し、ジムニーにインストール。

まずはフロントビュー。Gクラスのメルセデス・ベンツエンブレムを冠したフロントグリルと同様、ddエンブレムがついたグリルは、メッキ部分とブラック部分のパーツを別体で製作し、高級感・上質感を演出。このグリルだけでもGクラスを彷彿させるうえに、縦型LEDウインカーをオリジナルで製作。インジェクション(射出成形)でつくったウインカーは、レンズデザインもプロジェクターを想わせ、Gクラスのような雰囲気をかもしだしている。

また、ブラック樹脂のリアバンパーを、よりGクラスのイメージに寄せるために、ボディと同色で塗装。艶を出すために、サーフェスを吹いて樹脂のザラつき(シボ)を埋めてから、艶のあるボディカラーを塗っているという細かいつくり込みも。

そのボディ同色のリアバンパーを見つめていると、否応なく目に飛び込んでくるのが、スペアタイヤカバー。Gクラスのそれと同じように、ステンレスバンドとカバーを別体で製作。フロントグリルから、サイドに一直線にのびるステンレスサイドモールと連続的につながることで、Gクラスの高級感と一体感をひときわ感じさせてくれる。

Gクラスと同じ位置からせり出すオーバーフェンダーに注目

ダムドの手掛けるジムニーのエアロキット ジムニー シエラ リトルG.

また、リトルG.シリーズは、ジムニーとジムニーシエラで違った表情をみせるパーツがある。それは、Gクラスらしさでもある、オーバーフェンダーとアルミステップ。オーバーフェンダーは、Gクラスのそれを徹底的に継承するかたちへと具現化。オーバーフェンダーの張り出しは、Gクラスと同様の低い位置からせり出すようにデザイン。サイドミラーに映るボディラインは、Gクラスに乗っているのかと勘違いしてしまうほど再現度が高い。

オーバーフェンダーからつながるサイドのアルミステップもGクラスを想わせるマストアイテム。オーバーフェンダーとアルミステップだけに寄って見つめていると、本当にGクラスじゃないの?と思ってしまうほど。この美しいサイドのプロポーションは、ジムニーシエラ リトルG.だけにある魅力。

オーナーの好みに合わせて、自由に変身することのできるジムニー

一方、ジムニー リトルG.は、軽自動車規格ぎりぎりでつくり込んだ全8ピースフェンダーパネルが美しい。ホイールアーチと前後バンパーが連続的につながり、サイドにボリューム感を与えてくれる。しかも、ベースのジムニーにルーフとボディの2トーンカラーが設定されているのにあわせて、ダムドではこうしたフェンダーをルーフと同色に塗ってさらに印象的な2トーンカラーに仕立てることもできる。

夜の帳が下りるころに街へ戻ってくると、また違った表情を見せてくれる。リトルD.だけが持つ丸型ランプや、リトルG.のアルミステップやステンレスバンドが、ベース車両のジムニーとは一線を画する表情をみせてくれる。街中に山道、海辺にも、晴れてる日も雪の日も、静まり返った道もネオン街も……どんなシチュエーションにも、強烈なオーラと上質感を兼ね備える、リトルD.とリトルG.。

面高社長は、「こうしたクルマにあわせるようにライフスタイルも変わるとうれしいですね。クルマを主軸に自分をコーディネートしてくれたらうれしい。その逆もそう」と語る。

続けて、「自分の感性やライフスタイルで、所有するものや暮らす場所がリンクしていくなか、クルマがそういうシーンでピタッとはまるパズルのピースのようになればいい。ダムドが手がけるクルマたちが、そうした人生のパズルのピースになってくれれば、これ以上うれしいことはない」と語った。

ダムドはエアロパーツをメインに製作しているメーカーだ。しかしながら、面高社長の言葉にはそれだけにとどまらないことが感じられる。所有する人の人生に寄り添うものづくりこそ、ダムドの持つプロダクトデザインの素晴らしさなのではないだろうか。

DAMD littleG./littleD.の購入サイトはこちら

取材協力:TINY CAMP VILLAGE

《大野雅人》

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