ベントレー初の電動車、ベンテイガ PHV…量産第一号車がラインオフ

ベントレー・ベンテイガ・ハイブリッドの量産第一号車
ベントレー・ベンテイガ・ハイブリッドの量産第一号車全 6 枚

ベントレーは10月1日、ブランド初の電動モデルの『ベンテイガ・ハイブリッド』(Bentley Bentayga Hybrid)の量産第一号車が、英国本社工場からラインオフした、と発表した。

同車は、ベントレーのSUV、『ベンテイガ』に設定されたプラグインハイブリッド車(PHV)だ。ベントレー初の市販PHVとなる。

PHVパワートレインは、エンジンが新開発の3.0リットルV型6気筒ガソリンターボだ。ジェネレーターとしても機能する「Eモーター」と呼ばれるモーターは、パーマネント・マグネット・シンクロナス・システムによって、最大出力128hp、最大トルク40.8kgmを引き出す。エンジンとモーターを合わせたPHVシステム全体で、71.4kgmのトルクを獲得した。力強いトルクの効果で、0~100km加速5.5秒、最高速254km/hの性能を発揮する。

EVドライブモードでは、最大51km(NEDC:新欧州サイクル)のゼロエミッション走行を可能にする。ガソリンエンジンとモーターを併用した航続は、最大747kmに到達する。

環境性能は、複合モード燃費が28.6km/リットル、CO2排出量が79g/km(いずれもWLTPモード)だ。バッテリーの充電は、家庭用ソケットで7時間30分。急速チャージャーを利用すれば、2時間30分で完了する。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【メルセデスベンツ Eクラスオールテレイン 新型試乗】Eクラスを選ぶならこれが一番。ただしお値段は…中村孝仁
  2. どこだ? 日産が7工場を閉鎖予定---可能性のある工場すべてをリストアップした
  3. 地面が光る「埋込型信号」が日本初導入、「横断歩道がわかりやすくなった」効果に期待
  4. インフィニティの中型SUV『QX60』、改良新型は表情一新…初の「SPORT」も設定
  5. マツダ『CX-5』新型、7月10日世界初公開へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  3. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  4. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  5. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
ランキングをもっと見る