【ヤマハ ナイケン まとめ】常識を覆した3輪スポーツバイク…試乗記や燃費、価格

ヤマハ・ナイケン
ヤマハ・ナイケン全 4 枚

ヤマハ発動機のフロント2輪、リア1輪の3輪大型スポーツバイク『NIKEN(ナイケン)』。同社の『トリシティ』にも採用しているLMW(Leaning Multi Wheel)という、車体をバイクのように傾かせて曲がる全く新しいステアリング機構を備えており、フロントの安定感が高く評価されている。また、ツアラー仕様『ナイケンGT』も登場した。

目次

  1. 「新種」開発への苦悩と野望…PL「理に適っていないものは、格好悪い」
  2. 大型3輪スポーツの予約受注開始 178万2000円
  3. 深いバンク角を生んだ新技術、LMWアッカーマン・ジオメトリーとは?
  4. 【試乗】雨でも「ヒザ擦りOK」!この別次元、ベテランにこそ勧めたい…青木タカオ
  5. 【500km試乗】街乗り、高速、ワインディングで徹底検証…「この走り、中毒性あり」
  6. 【試乗】「Uターンのしやすさ」にみたLMWの神髄とは…佐川健太郎
  7. 快適ツアラー仕様「GT」の受注開始 大型スクリーンなど装備

「新種」開発への苦悩と野望…PL「理に適っていないものは、格好悪い」

2017年秋の東京モーターショーにて初披露され、18年中にヨーロッパを皮切りに日本でも発売が予定されているヤマハ『NIKEN(ナイケン)』。

車体をリーンさせて(傾けて)旋回するヤマハ独自のフロント2輪機構「LMW(リーニング・マルチ・ホイール)」は、2014年にシティコミューターとして『トリシティ125』で初採用されたが、『NIKEN(ナイケン)』では排気量845ccの直列3気筒エンジンを搭載し、LMWを採用する初のビッグスポーツモデルとしている。

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  • ヤマハ ナイケン(NIKEN)プロジェクトリーダー鈴木貴博氏に、バイクジャーナリスト青木タカオ氏がインタビュー
  • ヤマハ ナイケン(NIKEN)プロジェクトリーダー鈴木貴博氏
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大型3輪スポーツの予約受注開始 178万2000円

ヤマハ発動機は、前2輪・後1輪の大型スポーツバイク『NIKEN(ナイケン)』を受注生産にて発売。全国のNIKEN取扱店にて9月13日より予約受付を開始した。

ナイケンは、『トリシティ』にも採用しているLMW(Leaning Multi Wheel)テクノロジーに、専用開発した新ステアリング機構「LMWアッカーマンジオメトリ」を追加。LMWならではの安定感だけでなく、スポーティーで滑らかな旋回性や自然な操舵性を実現した。また、外側片持ちの倒立式タンデムフロントフォーク、410mmトレッド、2軸ステアリング機構により、45度のバンク角を実現。2軸ステアリング機構は約50:50の理想的な前後重量配分をもたらし、優れたハンドリングにも貢献している。

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深いバンク角を生んだ新技術、LMWアッカーマン・ジオメトリーとは?

ヤマハ発動機が国内発売を発表した前2輪・後1輪の大型スポーツバイク『NIKEN(ナイケン)』。同社NPM事業統括部花村直己部長が、ニュートラルで軽快な旋回性を生み出すLMWの新技術について説明した。

「フロント2輪を備え、なおかつリーンする車両を自然なコーナリング特性に仕上げるため、旋回時リーンしている状況でもフロント2輪が向く方向をコントロールすることが大きなポイントでした。リーンし、なおかつ内外輪差が生まれるフロント2輪が、常に旋回方向を向く設計を成立させたことで同心円を描く滑らかな旋回が可能となりました」(花村氏)

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  • ヤマハ発動機ナイケン発表・説明会
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【試乗】雨でも「ヒザ擦りOK」!この別次元、ベテランにこそ勧めたい…青木タカオ

あいにくの雨だが、ナイケンでは問題じゃない。

テストコースは濡れた落ち葉も散乱するスリッピーな状況。そんななか、水たまりができたタイトコーナーであっても、ステップ裏のバンクセンサーとイン側に出したヒザのスライダーを路面に擦りつけてコーナリングできてしまうのだから、もはや異常事態だ!

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【500km試乗】街乗り、高速、ワインディングで徹底検証…「この走り、中毒性あり」

寒さも本格的になり、バイクツーリングには厳しい季節がやってきた。これから年末に向け忙しくなるし、気候を考えても標高の高い山間部へのツーリングは、今年も間もなく終了だろう。

そこで今回は少し距離を伸ばし、ライダーたちに屈指の人気を誇る高原パノラマルート「ビーナスライン」(長野県)を1泊2日で目指すことにした。登場したばかりのヤマハ『NIKEN(ナイケン)』でだ!

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  • ヤマハ ナイケン で500km試乗。その走りを検証した
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【試乗】「Uターンのしやすさ」にみたLMWの神髄とは…佐川健太郎

「3輪」だけど「2輪」

ヤマハが満を持してリリースした3輪スポーツモデル『NIKEN(ナイケン)』。フロント2輪によるコーナリング安定性が高く評価されているが、ここではちょっと違う角度からそのメリットを掘り下げてみたい。

『トリシティ』シリーズで世に認知されたLMWはヤマハが提唱する「車体を傾けて曲がる3輪以上の乗り物」のことで、ミッション付きの大型スポーツバイクとしてはナイケンが初である。ベースモデルの『MT-09』同様、クロスプレーン3気筒エンジンのスムーズかつ鼓動感のあるフィールはそのままに低速域の扱いやすさを向上させているのが特徴だ。エンジン特性を選べるD-MODEやABSやトラコン、スリッパークラッチ、クイックシフターなどの最新電子デバイスも同様に搭載されている。

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  • ヤマハの3輪バイク「ナイケン」の神髄はUターンのしやすさにあった
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快適ツアラー仕様「GT」の受注開始 大型スクリーンなど装備

ヤマハ発動機は、前2輪・後1輪の大型スポーツバイク『NIKEN(ナイケン)』にツーリングでの快適性を高めた「ナイケンGT」を設定し、受注生産にて発売。全国のNIKEN取扱店にて3月13日より予約受付を開始した。

ナイケンは、水冷4ストローク直列3気筒845ccエンジンを搭載する大型スポーツタイプのLMW(Leaning Multi Wheel)。進化したLMWテクノロジーが生み出す高次元のコーナリング性能と、長距離ツーリングを快適に過ごすことができる上質なクルージング性能を両立させている。

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《滑川寛》

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