プジョー 508 と 508SW 新型のPHV、EVモード最大54km…受注を欧州で開始

燃費76.9km/リットル

10インチのタッチスクリーン

最新の先進運転支援システム

プジョー508ハイブリッド
プジョー508ハイブリッド全 10 枚

プジョーは10月8日、新型『508』(Peugeot 508)と新型『508SW』(Peugeot 508 SW)のプラグインハイブリッド車(PHV)、『508ハイブリッド』と『508SWハイブリッド』の受注を欧州で開始した。納車は2020年1月から開始される。

画像:プジョー 508 と 508 SW 新型のPHV

およそ8年ぶりにモデルチェンジを受けて登場した新型508は、大胆な4ドアクーペボディが特長だ。この新型508のステーションワゴン版が、新型508SWとなる。プラットフォームは、PSAグループの「EMP2」をベースに開発された。先代比で、平均70kgの軽量化を実現している。

燃費76.9km/リットル

新型508と新型508 SWには、新開発のプラグインハイブリッド(PHV)パワートレイン搭載車をラインナップした。PHVシステムは、直噴1.6リットル直列4気筒ガソリンターボ「PureTech」エンジンが、最大出力180hpを発生する。フロントに置かれる電気モーターは最大出力が110hpで、エンジンとモーターを合わせたシステム全体で、225hpのパワーを引き出す。

トランスミッションはPHV専用の8速AT「e-EAT8」を組み合わせる。バッテリーはリチウムイオンだ。蓄電容量は11.8kWhとなる。WLTPの認証では、EVモードでは最大54km(新型508)、最大52km(新型508 SW)をゼロエミッション走行できる。この効果で、燃費は76.9km/リットル(WLTP計測)を達成した。欧州市場で重視されるCO2排出量は29g/km(新型508)、30g/km(新型508SW)に抑えている。バッテリーの充電は、出力7kWの充電器で、およそ2時間だ。プジョー508ハイブリッドプジョー508ハイブリッド

10インチのタッチスクリーン

新型には、最新の「i-Cockpit」を搭載した。i-Cockpitは、コネクティビティを重視したプジョーの新世代コクピットで、直感的かつ、より自然なドライビングエクスペリエンスを目指してデザインされた操作パネルが特徴だ。人間工学に基づいたヘッドアップディスプレイやタッチスクリーンも装備された。ステアリングホイールをよりコンパクトにし、ドライバーの視界や足下スペースを開放できるように配慮している。

ヘッドアップディスプレイは高解像度の大型12.3インチとし、ドライバーの視線の延長線上に、必要な情報を映し出す。大型10インチのタッチスクリーンは、インストルメントパネルの中央へ、タブレットのように配置した。

8速ATのシフトレバーは電気式で、ワンタッチ操作が可能だ。ステアリングホイールには、パドルシフトを装着する。また、新型では、「i-Cockpitアンプリファイ」として、エコ、スポーツ、コンフォート、ノーマルの4種類の走行モードが選択可能だ。さらに、ブーストおよびリラックスの2種類のモードに応じて、室内照明や音響システムなどを変化させることができる。プジョー508SWハイブリッドプジョー508SWハイブリッド

最新の先進運転支援システム

新型には、最新の先進運転支援システム(ADAS)を採用する。欧州で唯一の公的な衝突安全性評価プログラム、「ユーロNCAP」の最新基準への適合が図られた。

セグメント初の「ナイトビジョン」を用意する。赤外線カメラによって、夜間や視認性が低下する状況でも、車両の前方200m先の物体を検知し、ヘッドアップディスプレイなどを通じて、ドライバーに警告を発する。8速AT車には、「ストップ&ゴー機能付きアダプティブクルーズコントロール」を設定する。高速道路などで、前車と一定の車間距離を維持しながら追従走行し、前車が停止した場合は停車。その後、自動で再発進することができる。

この他、「レーン・キーピング・アシスト」、「フルパーク・アシスト」、最新世代の「アクティブ・セーフティ・ブレーキ」、「アクティブレーン・キーピング・アシスト」、「ドライバー・アテンション・アラート」、「自動ハイビーム・アシスト」、「交通標識認識」、「アクティブ・ブラインドスポット・モニタリング」などが設定されている。

《森脇稔》

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