[カーオーディオ“チョイスのキモ”]プロセッサー…タイプを解説、3つに分類

パワーアンプ内蔵DSPの一例(プラグ&プレイ)。
パワーアンプ内蔵DSPの一例(プラグ&プレイ)。全 1 枚

カーオーディオ製品の選び方のコツを紹介している当コーナー。現在は、「プロセッサー」をテーマにお贈りしている。まず前回はこれがどんな役目を負うものなのかを紹介した。それに引き続き今回は、タイプ解説をお届けする。

さて、カーオーディオシステムにチューニング機能を付与できる「プロセッサー」は、ざっとは以下の3タイプに分類できる。1つは「ハイエンドメインユニットに内蔵されているタイプ」、2つ目が「パワーアンプ内蔵タイプ」、そして3つ目が「単体タイプ」、以上だ。

なお主には、「クロスオーバー」、「イコライザー」、「タイムアライメント」という3機能を搭載しているものが「プロセッサー」と呼ばれているが、単一の機能しか持たないものも存在している。例えば「クロスオーバー」機能だけしか搭載されていないものや、「イコライザー」機能のみのユニットもある。さらにはチューニング機能は持たず、信号を何らかに変換するためのユニットも「プロセッサー」の仲間とされている。例えば、スピーカー出力された音楽信号をローレベルに落とすためのユニットや、帯域分割された音楽信号を合成するためのユニットも「プロセッサー」に分類される。

しかしながら一般的には、「プロセッサー」と言えばチューニング機能が搭載されたもののことを指す場合が多く、先に述べたような主要な3タイプのうちのいずれかが、多くのカーオーディオ愛好家たちに使われている。

なおこれら3タイプの「プロセッサー」は基本的にすべて、デジタル状態の信号を制御する。アナログ信号が入力されてもそれを一旦デジタルに変換してからコントロールするのだ。なのでこれらは「DSP(デジタル・シグナル・プロセッサー)」と呼ばれることも多い。

ちなみに昨今は、「パワーアンプ内蔵プロセッサー」と「単体プロセッサー」の性能向上が顕著だ。実用上「ハイエンドメインユニットに内蔵されたタイプ」も十二分に高性能なのだが、ここにきて国内外問わずさまざまなブランドが、「パワーアンプ内蔵プロセッサー」と「単体プロセッサー」の開発に以前にも増して力を入れていて、各社が凌ぎを削り製品レベルがどんどん高められている。

今回は、ここまでとさせていただく。次回からはタイプごとのトレンド分析を行っていく。お楽しみに。

「サウンドユニット」の“チョイスのキモ”を徹底解析! Part2・プロセッサー編 その2 タイプ解説

《太田祥三》

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