VWのマルチバン「Tシリーズ」が高級ミニバンへ路線変更!? グランエースのライバルに

VW T7 開発車両スクープ写真
VW T7 開発車両スクープ写真全 16 枚

VWのマルチバン『T6』(トランスポーター6)の後継モデルとなる『T7』市販型プロトタイプを、スクープサイトSpyder7のカメラが初めて捉えた。

【画像全16枚】

初期開発車両のため、一切のディテールは隠されている。しかし、コンパクトEV『ID.3』を彷彿させるスクエアで薄いヘッドライト、その左右をつなぐ直線的グリルの一部が見て取れるほか、新デザインのテールライトの一部も見てとれる。さらにAピラーに三角窓が設置されており、フロントの視界が向上しそうだ。

新型では商用車プラットフォームを採用せず、「MQB」モジュラーアーキテクチャに移行されるとみられ、T6よりボンネットが長く、張り出しているほか、後部がさらに後方へ伸びている点などからも、後継モデルは商用バンではなく本格ミニバンへ路線変更される可能性が高い。

パワートレインの詳細は不明だが、ガソリン、ターボディーゼル、ハイブリット、フルEVなどのバリエーションが予想され、前輪駆動をベースに全輪駆動を用意。ベースモデルとは別にLWB(ロングホイールベース)バージョンも設定されるという。

キャビン内はまだ着手されておらず、今後劇的な変化もみられるかもしれない。先日トヨタはフルサイズワゴン『グランエース』を発表したが、思わぬ強敵の出現となりそうだ。

ワールドプレミアは、早くても2021年と予想される。

新型車を最速スクープ『Spyder7』をチェック!

《APOLLO NEWS SERVICE》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. カローラクロスと立場が逆転、だからこそ生まれた「斬新セダン」のデザイン…ジャパンモビリティショー2025
  2. ライバルはアルファード? メルセデスベンツの最高級ミニバンが日本初公開!…ジャパンモビリティショー2025
  3. 【トヨタ ランドクルーザーFJ】「ランクルらしさ」と“サイコロ”を融合した小さいランクル、デザインの肝
  4. 原付スポーツカーを受注生産!日本一周4万6000km走破の実力、ICOMAが提案する「おもちゃ箱」のようなモビリティ…ジャパンモビリティーショー2025
  5. 三菱自動車の営業利益81%減、赤字92億円 2025年度上半期決算
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る