[カーオーディオ“チョイスのキモ”]プロセッサー…メインユニットに内蔵されたタイプ

『ダイヤトーンサウンドナビ』の装着例(製作ショップ:サウンドステージ<香川県>)。
『ダイヤトーンサウンドナビ』の装着例(製作ショップ:サウンドステージ<香川県>)。全 1 枚

カーオーディオという趣味を一層楽しんでいただくための助けになればと、製品選びの勘どころを解説している当コーナー。現在は「プロセッサー」をテーマに据え、お贈りしている。今回からはタイプごとのトレンド解説を進めていく。

まず当回では、メインユニットに内蔵されているタイプの「プロセッサー」について見ていく。なお、メインユニットにはどのような機種であれ、何らかの「プロセッサー」機能(チューニング機能)が搭載されているのだが、「ハイエンドプロセッサー」と呼べるレベルのものが搭載されているのは、AV一体型ナビの場合、三菱電機の『ダイヤトーンサウンドナビ』、カロッツェリアの『サイバーナビ』、『サイバーナビXシリーズ』、以上の3ラインに限られる。

さて、“ハイエンド”たるポイントは何なのかというと、注目すべきは主には2点。1つは「ツイーターとミッドウーファー間の“帯域分割(クロスオーバー)”が可能か否か」、そしてもう1つが「イコライザーが31バンドタイプか否か」だ。

もしもツイーターとミッドウーファー間の“帯域分割”が可能となると、フロント2ウェイスピーカーを個別制御できるようになる。結果、ツイーターとミッドウーファーそれぞれに個別に「タイムアライメント」を適応させることも可能となる。

そして「イコライザー」が31バンドともなると、人間の可聴範囲の20Hzから20kHzまでの音を、約1/3オクターブ間隔という細かさで分割できる。しかもここで挙げた3シリーズの場合は、左右chのそれぞれを個別に調整することも可能だ。「イコライザー」では周波数特性の乱れを補正することが目指されるのだが、細やかな調整が可能となることでその目的を果たしやすくなる。

ところでカロッツェリアの場合は、1DIN、もしくは2DINのメインユニットにおいても「ハイエンドプロセッサー」を搭載させたモデルを豊富にラインナップさせている。しかもトップエンド機種である『DEH-P01』では、フロント3ウェイ+サブウーファーという4ウェイシステムも“マルチアンプ接続”できる。

ちなみに『ダイヤトーンサウンドナビ』では、パッシブクロスオーバーネットワークを使用すればフロント3ウェイの詳細制御が可能だ。しかし『サイバーナビ』と『サイバーナビXシリーズ』では、フロント3ウェイシステムの各スピーカーを個別制御することは不可能だ。

今回はここまでとさせていただく。次回も「プロセッサー」のトレンド解説を継続する。お楽しみに。

「サウンドユニット」の“チョイスのキモ”を徹底解析! Part2・プロセッサー編 その3 メインユニットに内蔵されたタイプについて

《太田祥三》

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