ルノー カングー に燃料電池車、航続は最大370km…EVの1.6倍

ルノー・カングー Z.E.ハイドロジェン
ルノー・カングー Z.E.ハイドロジェン全 6 枚

ルノーグループは10月22日、ルノー『カングー』(Renault Kangoo)に、水素燃料電池車の『カングーZ.E.ハイドロジェン』を欧州で設定すると発表した。

ルノーグループは2014年から、水素燃料電池車をテストしてきた。水素燃料電池システムは、ミシュランの子会社のSymbioと提携して、開発されている。

カングーZ.E.ハイドロジェンには、車体の床下に2つの水素タンクを搭載する。水素の充填は、5~10分で完了する。水素満タン時の航続は、最大で370kmだ。この航続はカングーのEV、『カングーZ.E.』の230km(WLTP計測)に対して、およそ1.6倍にあたる。

カングーZ.E.ハイドロジェンの荷室スペースは、3.9立方mを確保する。車両重量は、ベース車両に対して110kg増えた。ルノーグループは2019年内に、ルノーカングーZ.E.ハイドロジェンを、欧州市場に投入する予定だ。ルノーグループは、小型商用車市場に燃料電池パワートレインを導入する、としている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 待望の新型スズキ『GSX-R1000R』が予告なしの初公開!「3色3様」往年のレーシングカラーで日本市場復活へ
  2. 「ミニGSX-R」をスズキがサプライズ発表!? 鈴鹿8耐マシン以上に「サステナブルかもしれない」理由とは
  3. リトラと決別した「ワイルド・キャット」、3代目ホンダ『プレリュード』【懐かしのカーカタログ】
  4. 世界初の「破壊不可能ホイール」って何だ!? テスラ向けパーツ手掛ける米メーカーが開発
  5. 車検NGの落とし穴!? シート交換で絶対に知っておくべき新ルール~カスタムHOW TO~
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る