コンチネンタルがITSプロジェクト、クラウドで危険を警告…ITS世界会議2019

コンチネンタルのITSプロジェクトのイメージ
コンチネンタルのITSプロジェクトのイメージ全 1 枚

コンチネンタル(Continental)は、シンガポールで開催中の第26回ITS世界会議において、ドイツ・ハンブルク市と提携し、共同でITSプロジェクトを行うと発表した。

プロジェクトのひとつが、歩行者や自転車を保護するための衝突警告システムだ。モバイルコンピューターを使用して、歩行者や自転車、二輪車との衝突の危険性を、クラウドベースで警告する。ハンブルク市内の交差点において、危険を知らせる警告メッセージを配信する。道路利用者がほぼリアルタイムで、クラウド経由により互いに通信を行う。

もうひとつのプロジェクトが、駐車場だ。欧州の大都市では、駐車スペースを見つけるのに平均で10分かかる。これが、市街地の交通量の30~40%を占め、汚染物質の排出量を増やしている。

ITSプロジェクトでは、ハンブルク市内で利用可能な駐車施設を、効率的に管理することを目指している。センサーをベースにした駐車スペースの検出、最寄りの駐車スペースへの誘導、駐車料金の支払いなど、さまざまなソリューションをテストする。

このサービスでは、充電ステーション、身体障害者用の駐車スペースなども識別できる、としている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

レスポンス公式TikTok

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「間違いなく正解」新型トヨタ『RAV4』がSNSで話題沸騰! 注目グレードはやはり「GRスポーツ」
  2. ダイハツ『ミゼットX』に大阪バージョンが登場!“ソロキャン”向けの単座仕様に…Japan Mobility Show KANSAI 2025
  3. トヨタがスーパーカー『GR GT』発表、4リットルV8ツインターボで650馬力以上…オールアルミ骨格採用
  4. 初代『NSX』が現代に甦る、ピニンファリーナデザインのスーパーカー「Tensei」発表…伊JAS
  5. 「めっちゃかっけぇ」日産『ティアナ』新型に反響続々! 最新コックピットに15スピーカー付きで約310万円の価格にも注目
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る