メルセデスAMG A35 4マチック セダン、予約受注開始 価格638万円

メルセデスAMG A35 4マチック セダン
メルセデスAMG A35 4マチック セダン全 1 枚

メルセデス・ベンツ日本は、『Aクラス』(Mercedes-Benz A-Class)にメルセデスAMG「A35 4マチック セダン」を追加し、10月25日より注文受付を開始した。

メルセデスAMG 35シリーズは、AクラスなどのFFアーキテクチャーに高出力エンジン、四輪駆動システムを高剛性のシャシーに搭載。高次元のドライビングパフォーマンスと快適性を両立した新しいモデルシリーズだ。

シャーシでは、アルミニウムのプレートをエンジンルーム下部に設けたほか、アンダーボディ前部に2本のブレースを追加し、ねじれ剛性を高めた。サスペンションはフロントにマクファーソンストラット式を採用。リアのマルチリンクサスペンションは、サブフレームを介してボディにリジッドマウントする。ブレーキシステムはフロントに新型モノブロック対向4ピストンキャリパーと350mmディスク、リアには1ピストンフローティングキャリパーと330mmディスクを搭載。ディスクはドリルドベンチレーテッドタイプとし、熱の発散を高めることで過酷な使用条件のもとでもフェード現象を予防する。また、5つ(コンフォート/スポーツ/スポーツプラス/スリッパリー/インディビジュアル)のドライブモードを用意。エンジン、トランスミッション、サスペンション、エグゾースト、ステアリングなどを制御し、様々な状況に応じた最適な走りを支援する。

パワートレインは、最高出力306ps/最大トルク400Nmを発生する2.0リットル4気筒ターボ「M260」エンジンとAMGスピードシフトDCT 7Gを組み合わせる。ツインスクロールターボチャージャーや可変バルブリフトシステム「カムトロニック」を採用し、低回転域での力強く自然なレスポンスと、中高回転域での伸びやかな加速感を両立。それによって生み出される圧倒的なパワーをパフォーマンス志向のトルク可変配分四輪駆動AMG 4マチックにより路面に伝達し、俊敏かつダイナミックで気持ちの良い走りを実現している。

エクステリアはAMGラインをベースに、高いパフォーマンスを感じさせる要素を取り入れている。フロントには、メルセデスAMG特有のツインブレードを備えたフロントグリルを採用し、シンプルなスポーティさを演出。リアにはトランクリッドスポイラーや専用デザインの大型リアディフューザー、円形のデュアルエグゾーストエンドを装備する。

標準のフロントシートは、ヘッドレストとバックレストが一体化したセミバケットタイプのスポーティなデザイン。さらにAMGパフォーマンスパッケージを選択することでサイドサポートが高く、メルセデスAMGのトップモデルに採用される「AMGパフォーマンスシート」が装備される。さらにAMGトラックペースも装備。サーキット走行時に80件以上の車両データ(車速、加速度など)を常時記録できる。

そのほか、最新の対話型インフォテインメントシステム「MBUX(メルセデスベンツ・ユーザーエクスペリエンス)」や、進化した安全運転支援システム「レーダーセーフティパッケージ」を搭載。快適性や安全性能も高めている。

価格は638万円。

《纐纈敏也@DAYS》

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