メルセデスベンツの参加であるスマートは、10月23日から開幕した東京モーターショー2019にて、『EQフォーツー』(Smart EQ fortwo)改良新型をアジアで初公開した。
EQフォーツーは、メルセデスベンツの電動ブランドである「EQ」の名前が冠されたスマートのEVモデル。2017年に初めて市販モデルであるEQフォーツーが発売され、今年のフランクフルトモーターショー2019において、改良新型モデルがワールドプレミアされた。今回、東京モーターショー2019の会場で公開されているのはこの改良新型モデルだ。
EQフォーツーは、従来モデルに引き続き車体のリアにモーターを搭載。最大出力は82hp、最大トルクは16.3kgmを引き出す。0~100km/h加速は11.6秒、最高速は130km/hの性能を備えており、17.6 kWhのリチウムイオン電池を搭載。1回の充電での航続距離は、最大159kmとした。
充電は230ボルトソケットを利用して、およそ3時間30分だ。急速充電機能を備えたオプションの出力22kWチャージャーを利用すれば、およそ40分でバッテリー容量の80%が充電できる。
スマート EQフォーツー(東京モーターショー2019)スマートは、2019年内に既存のガソリンモデルを廃止し、2020年からはEV専門ブランドとなる予定だ。