ブリッド、フルバケットシート「ZETA IV・ZIEG IV」を16年ぶりのフルモデルチェンジ

ZETA IV・FRP・レッド
ZETA IV・FRP・レッド全 14 枚

ブリッドは、フルバケットシートの主力ラインアップを16年ぶりにフルモデルチェンジ、「ZETA(ジータ)IV」および「ZIEG(ジーグ)IV」として11月1日より受注を開始する。

【画像全14枚】

2003年発売の「ZETA III」シリーズは、日本人の標準的な体型に合わせた標準仕様のフルバケットシート。一般公道からサーキット走行まで幅広く対応する。また「ZIEG III」はホールド性能を追究し、特徴的な「猫背」ラインのバックレスト形状を採用。頭の位置を低く抑えたローポジション(アイポイント)を可能にする。どちらもブリッドを代表するベストセラーモデルだ。今回、材料素材の進化・製造技術向上なども踏まえ、さらに進化したレーシングスポーツシートとして両モデルを約16年ぶりにフルモデルチェンジする。

新製品はこれまで使用してきたFRPシェル素材に加え、各部に高性能素材を駆使することで、同社従来品に比べ、シェル剛性15%アップ、シート本体重量5%軽量化を実現。座部クッションではモールド(成型)ウレタンを新たに採用し、快適性と耐久性を高めた。

デザイン面では、ヘッドレストから背中・肩にかけて、特に肩甲骨にフィットする形状とし、背部クッションに入った縦方向のステッチが背骨にフィット。乗降時に擦れやすいサイド部分はPVCレザーを採用し表皮の耐久性も高めた。シートベルトホールとショルダー部はスポーティなカーボン模様で統一。また、腿部を持ち上げたシェル形状より、ハードブレーキング時や事故衝突時に起こり得る、乗員が前方下方向に潜り込んでしまうサブマリン現象を抑止する。また、レーシングハーネスおよびヘルメットハンス同時装着時の身長(座高)の個人差に対応するため、大径ベルトホールを採用。十分な強度を確保するためにヘッドレスト部の形状も最適化した。

装着については、ショルダー寸法を約560mmに抑えることで、多くの車種に対応する。シート底面では、ZIEG IVに加えZETA IVでも新たにローマックスシステム構造を採用。車内空間の制約が大きい一部の車種では困難だった「シートセンター=ハンドルセンター」に近づけることが可能になった。

安全面では、ZETA IV・ZIEG IVともに保安基準に適合(車検対応)。サーキットでも街中でも安心して使用できる。さらにFIA(国際自動車連盟)の定める「FIA8855-1999」規格を取得し、国際規格のレースでも使用可能。より過酷な試験に耐える設計と品質を保ち、高い安全性を確保している。

価格(税別)はZETA IVが9万2000円から14万5000円、ZIEG IVが10万5000円から15万8000円。

《纐纈敏也@DAYS》

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