ダイムラーの大型トレーラー、部分自動運転レベル2は北米初…北米商用車ショー2019に出展

フレートライナー・カスケーダ
フレートライナー・カスケーダ全 1 枚

ダイムラー(Daimler)は10月28日、米国アトランタで開幕した北米商用車ショー2019に、レベル2の部分自動運転が可能な大型トレーラーを出展した。

この大型トレーラーは、ダイムラー傘下の米国の商用車メーカー、フレートライナーの『カスケーダ』だ。ダイムラーは2015年、米国において、自動運転トラックの公道テストの認可を、自動車メーカーとして初めて取得した。その後の研究開発のノウハウを、フレートライナー・カスケーダに投入している。

フレートライナー・カスケーダでは、北米市場向けの量産トラックで初めて、部分的な自動運転を可能にする。レーダーとカメラの情報によって、すべての速度領域において、部分的な自動運転が行えるという。

また、緊急ブレーキ、車間調整、車線維持、ターンオフアシスタントを備えた最新のアクティブセーフティシステム「デトロイトアシュアランス5.0」を搭載する。新しいシステムは、独立してブレーキをかけ、加速し、操縦することができる。特定の速度以上でのみ作動する他のシステムとは異なり、デトロイトアシュアランス5.0は、すべての速度領域で部分的に自動運転を可能にする。

ダイムラーは、フレイトライナーカスカディアは米国の道路で最も安全なトラックの1台、としている。

《森脇稔》

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