札幌市営地下鉄で幼児無料を4人までに…子育て世代に配慮 2020年4月1日

幼児1人から4人までの無料化が実施される方向で調整が進んでいる札幌市営地下鉄。写真は東豊線用9000形。
幼児1人から4人までの無料化が実施される方向で調整が進んでいる札幌市営地下鉄。写真は東豊線用9000形。全 1 枚

札幌市は11月7日に行なった市長記者会見で、札幌市営地下鉄の幼児無料人数を拡大する方針を明らかにした。

現在は、保護者1人につき同伴する未就学の幼児1人が無料となっているが、これを2020年4月1日から4人までに拡大する。

札幌市ではこの措置を「子育て世帯が市営交通を利用する機会を増やすとともに、子育てしやすい環境づくりに寄与するため」としており、11月28日に招集される予定の定例市議会で関連する条例改正案を提出する。

一方、札幌市電については、2020年4月に札幌市交通事業振興公社が運行を行なう上下分離方式が導入されることになっているが、幼児無料拡大は公社が最終判断することとしながらも、札幌市営地下鉄と同様の拡大を行なう方針で準備を進めているとしている。

ちなみに同様の施策は、名古屋臨海高速鉄道(あおなみ線)や名古屋ガイドウェイバス(ゆとりーとライン)、名古屋市営地下鉄でも行なわれている。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

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