[カーオーディオ“チョイスのキモ”]プロセッサー…パワーアンプ内蔵DSP その3

“PLUG&PLAY”の全ラインナップ。
“PLUG&PLAY”の全ラインナップ。全 1 枚

カーオーディオをこれから始めてみたいと思っている方々、すでに始めている方々、その双方に向けて製品選びの“勘どころ”を解説している当コーナー。今回も前回に引き続き、「パワーアンプ内蔵DSP」のお薦めモデルを紹介していく。

取り上げるのは、新進気鋭の注目ブランド“PLUG&PLAY”の2モデルだ。

最初にブランドについて解説しておこう。“PLUG&PLAY”は、2019年に誕生した新しいブランドだ。プロデュースするのは国産ハイエンドカーオーディオブランドの“ビーウィズ”。同社の経験とノウハウがいかんなく注がれて各製品は作り出されている。ラインナップは5機種で構成されている。単体DSPが1機種、2chパワーアンプが1機種、リモートコントローラーが1機種、そして「パワーアンプ内蔵DSP」が2機種、以上だ。

さて、「パワーアンプ内蔵DSP」2機種の特長を紹介していこう。まずは『PLUG&PLAY 640』(税抜価格:5万5000円)から。当機は、手軽さを最大の特長としている。とにもかくにも低価格。これ以上廉価な「パワーアンプ内蔵DSP」はそうそうない。でありながら、例えばフロント2ウェイのようなスタンダードなシステムを高度に制御するのに十二分な機能が備えられている。さらにはサブウーファーを加えたいと思ったときにも対応可能だ。

なお、基本的な仕様は以下のとおりだ。DSPは4chのハイレベル入力(スピーカーレベル入力)、1系統のAUX入力、6chのライン出力を装備し、そして内蔵パワーアンプは無歪定格出力25W×4chが確保されている。

もう1機種は、『PLUG&PLAY 1080』(税抜価格:10万円)で、こちらは、DSPが8chのハイレベル入力、1系統のAUX入出力、ハイレゾ音源対応の光デジタル入力とを備え、パワーアンプは無歪定格出力50W×8ch。つまり当機であれば、例えばフロント3ウェイ+サブウーファーシステムも制御可能だ。本格派な「パワーアンプ内蔵DSP」を手にしたいという向きには、当機がお薦めとなる。しかし、当機も性能から考えると十二分にリーズナブル。コスパは高い。

なお、これら2台は「小型であること」もストロングポイントだ。インストール性も高いのだ。

手軽さを優先させるか、対応力を取るか、好みで選べる2機種の「パワーアンプ内蔵DSP」を用意している“PLUG&PLAY”。愛車のカーオーディオシステムを簡単に高度化させたいと思ったら、同社の2つの「パワーアンプ内蔵DSP」にも大いにご注目を。

さて次回も、「パワーアンプ内蔵DSP」の注目モデル紹介を続行する。お楽しみに。

「サウンドユニット」の“チョイスのキモ”を徹底解析! Part2・プロセッサー編 その6 パワーアンプ内蔵DSPについて lll

《太田祥三》

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