VWの電動SUV、2022年から生産へ…新工場建設を米国で開始

フォルクスワーゲンの米国EV工場の完成予想図
フォルクスワーゲンの米国EV工場の完成予想図全 3 枚
フォルクスワーゲングループ(Volkswagen Group)は11月13日、新世代EVの生産に向けて、米国で新工場の建設を開始した、と発表した。

フォルクスワーゲングループが電動化攻勢の中心に据えるのが、「ID.」ファミリーだ。最初の市販モデルとして、『ゴルフ』セグメントに属するコンパクトEVの『ID.3』を2020年に発売する予定。これに続いて、SUVセグメントには『ID. CROZZ』を投入する計画で、さらにMPVの『ID. BUZZ』を順次、市場に導入していく。

フォルクスワーゲングループは米国テネシー州チャタヌーガ工場に、およそ8億ドルを投資し、新世代EVの生産工場の建設を開始した。フォルクスワーゲンは現在、チャタヌーガ工場において、『パサート』と中型SUVの『アトラス』を組み立てている。同社は今後、チャタヌーガ工場を、EV生産における北米の中核拠点に位置づける。

またフォルクスワーゲングループは、チャタヌーガ工場に、EV用バッテリーパックの組立工場を建設する計画だ。同社は、2022年からチャタヌーガ工場で生産する最初のEVは、ID.ファミリーのSUVになる、としている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「TWIN TURBOのロゴ懐かしい!」Z32ファン感涙、レトロ感あふれる新型『フェアレディZ』が話題に
  2. 三菱『エクリプス クロス』新型、航続600kmのEVに…ルノーからOEM供給へ
  3. 一人乗りマイクロEV「EQV-TREK」発売、355kgの軽量ボディで航続110km…107万8000円から
  4. 空冷ポルシェで1台2億円!? マニア垂涎『シンガー911 DLS』とは
  5. 「思ったよりだいぶ安い」トヨタ『GRヤリス』に新登場、エアロパフォーマンスパッケージに絶賛の声
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る