フィアット 500X 改良新型、「スポーツ」発表へ…ロサンゼルスモーターショー2019

内外装は専用のスポーティ仕立て

最大出力150hpの1.3ターボ搭載

最新の先進運転支援システム

フィアット 500X スポーツ
フィアット 500X スポーツ全 17 枚

フィアットは、11月20日(日本時間11月21日未明)に米国で開幕するロサンゼルスモーターショー2019において、改良新型『500X』(Fiat 500X)の新グレード、「スポーツ」を初公開すると発表した。

画像:フィアット 500X スポーツ

フィアット500Xは、2014年秋に登場した小型SUVだ。フィアット「500」シリーズに加わった派生モデルで、ハッチバックのフィアット『500』、MPVのフィアット『500L』などに続いて、500シリーズのバリエーションを拡大した。2018年夏には、イタリア本国で改良新型が発表されている。

内外装は専用のスポーティ仕立て

この改良新型フィアット500Xに、新グレードのスポーツが設定された。フィアット500Xシリーズの最上級グレードであり、スポーツ性を強調しているのが特長だ。

内外装は、スポーティな仕上げとした。ボディカラーには、専用のレッドセダクションを設定し、車両のダイナミックなラインを強調する。ジェラートホワイト、モーダグレー、イタリアンブルーのボディカラーでは、ルーフはブラック仕上げとなる。シネマブラックのボディカラーも用意された。前後バンパーも専用デザインで、リアはディフューザースタイルとなる。デュアルクロームエキゾーストも装備した。ハロゲンよりも6割明るく、エネルギー消費を抑えたフルLED ヘッドライトとLEDフォグランプを装備する。フィアット 500X スポーツフィアット 500X スポーツ

インテリアにも、スポーティな演出を施した。アルミ製シフトレバーをはじめ、テクノレザー製スポーツステアリングホイール、チタングレー仕上げのダッシュボードを装備した。オプションで、インストルメントパネルをアルカンターラ仕上げにすることも可能だ。ブラック基調のシートには、グレーとレッドのステッチが添えられる。

最大出力150hpの1.3ターボ搭載

パワートレインは、「FireFly」と呼ばれる 1.3リットルの直列4気筒ガソリンターボだ。最大出力は150hp、最大トルクは27.5kgmを発生する。トランスミッションは、6速デュアルクラッチを組み合わせている。

スポーツは他のグレードと比較して、車高が13mm低くなった専用サスペンションを装着する。タイヤは225/40サイズのスポーツタイヤで、専用デザインの19インチアルミホイールを組み合わせた。フィアットによると、専用チューンの足回りにより、路面へのホールド性が向上しているという。フィアット 500X スポーツフィアット 500X スポーツ

また、ステアリングシステムは、より正確でレスポンスに優れるフィードバックをドライバーにもたらすよう、再チューニングを受けた。さらに、「FSD」(Frequency Selective Damping)テクノロジーを使用したショックアブソーバーを、前後サスペンションに採用する。フィアットによると、高速走行時でも優れた操縦性を実現しているという。

19インチスポーツタイヤの効果で、18インチタイヤを備えた500Xと比較して、横方向への加速度が8%増加した。新しいサスペンションチューニングにより、カーブ進入時のレスポンスが大幅に向上し、アンダーステアが26%減少し、極端な条件ではオーバーステアが17%減少しているという。

最新の先進運転支援システム

最新の先進運転支援システム(ADAS)として、「交通標識認識システム」を標準装備した。これは、フロントガラスの内側に取り付けられたカメラが、速度制限などの道路標識を読み取る。取得されたデータはリアルタイムでメーターパネルのディスプレイに送信され、ドライバーに警告を行う。

車線逸脱警報システムの「レーンアシスト」も標準装備だ。カメラの光学センサーを使用して、車線内の車両の位置を検出する。ウインカーを作動させずに車線を逸脱しそうになると、警告を発し、元の車線に戻してくれる。レーンアシストは60~180km/hの範囲で作動する。

《森脇稔》

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