エアアジアXが成田へ再就航、4年ぶり…初便は機内Wi-Fiサービスを無料開放

エアアジアXのD7 552便初便が成田に到着すると放水アーチの歓迎を受けた
エアアジアXのD7 552便初便が成田に到着すると放水アーチの歓迎を受けた全 10 枚

マレーシアに本拠を置くエアアジアXは11月20日、「成田~クアラルンプール」線を約4年ぶりに復活させ再就航した。再開したのは週4往復(月、水、金、土)8便で、これにより同社が既に就航済みの「羽田~クアラルンプール」と合わせ、東京発着は2路線体制となる。

成田へ再就航したエアアジアXの運航スケジュールは、成田行きD7 552便がクアラルンプールを午前0時15分に出発し、同日午前8時15分成田着。クアラルンプールへの折り返し便D7 553便は午前9時30分に成田を出発し、同日午後3時45分に到着となる。また、同路線に就航するのはJAL、ANA、マレーシア航空に次いで4社目で、LCCとしてはエアアジアXが唯一。なお、エアアジアXが利用するクアラルンプール空港はLCC専用の「KLIA2」となる。

使用機材はエアバスA330-300型機で、座席数はプレミアム・フラットベッド12席を含む計377席。初便となったクアラルンプール発D7 552便の利用者は322人(うち幼児0人)で、午前7時52分にランディング。その後、放水アーチの歓迎を受け、午前8時ちょうどに搭乗口へ到着した。折り返しのD7 553便は午前9時33分に出発。268人(うち幼児2人)が利用した。利用者には記念のペンとキーホルダーがプレゼントされた。

また、エアアジアXの新サービスとして、従来は短距離機材にのみ提供していた機内Wi-Fiサービスをこの路線でも提供。初便の往復に限っては、本来は有料サービスとなる機内Wi-Fiサービス(10MB)を無料開放した。エアアジアXでは順次、他の機材にも導入していく予定にしている。

現在、エアアジアXはクアラルンプールからの路線として関西や札幌、福岡へも就航。関西からは台北(桃園)とハワイ(ホノルル)にも路線を持っている。11月11日に発表された、FAA(米国連邦航空局)がマレーシア航空当局を「カテゴリー2」に格下げした件については、「真意の程はわからないが、新規就航ができないというだけで弊社が就航しているホノルル路線への影響はない」(エアアジアX)とした。

《会田肇》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 車内が即ネット空間に! 新型USB型Wi-Fiルーターがドライブを変える[特選カーアクセサリー名鑑]
  2. トヨタの新型EV『アーバンクルーザー』をくまなくチェック!…詳細画像記事ベスト5 2025年上期
  3. ついに「パジェロ」の名前が日本復活!? 三菱の新型SUV、デザイン&スペックを大予想!
  4. 狭い道! 制限1.9mだが何かがおかしい…東京都小金井市
  5. 六連星の意味を探る! 航空機のDNAが息づくスバルのデザイン
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る