ボッシュ、5Gネットワーク導入へ…ドイツの工場と研究所に2020年内メド

ボッシュの5G導入の未来の工場イメージ
ボッシュの5G導入の未来の工場イメージ全 2 枚

ボッシュ(Bosch)は11月21日、ドイツ国内の工場と研究所に、2020年内をメドに5Gネットワークを導入すると発表した。

画像:ボッシュの5G導入の未来の工場イメージ

5Gネットワークでは、膨大な量のデータを非常に迅速に処理することができる。5G通信は工場や研究所において、低遅延かつ高い信頼性で、ギガビットの高速データ通信を可能にする。

ボッシュは今回、ドイツ・シュトゥットガルトの工場とレニンゲンの研究所に、5Gネットワークを導入するために、ドイツ当局にライセンス申請を行った。ドイツで周波数の割り当てを担当する規制当局は最近、制度を変更した。現在では企業が、企業内で使用する5Gのライセンスを取得できるようになった。

ボッシュが描く未来の工場には、床、壁、天井があるのみ。それ以外はすべて移動可能であり、自由に再構成できる。例えば、移動ロボットや自動運転車などの新しい支援システムがあり、従業員に最適なサポートを提供する。このような柔軟なシステムを構築するには、効率的な通信を可能にする強力なワイヤレスインフラが必要という。

ボッシュは今後、シュトゥットガルト工場とレニンゲン研究所で5Gネットワークの試験を行い、2020年内をメドに5Gネットワークを導入する計画だ。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 新車世界販売 ホンダ4位に転落、スズキ2位に浮上へ、2025年度下期[新聞ウォッチ]
  2. 小さくてびっくり! 噂のメルセデスベンツ「ベビーGクラス」、ついに実車をスクープ
  3. 「就職人気企業ランキング」総合トップは8年連続で伊藤忠商事、トヨタは42位に後退[新聞ウォッチ]
  4. 「日本一“ちょうどいい日産車”」小型セダン『セントラ』の進化に日本のファンも「気合い入りすぎw」と注目
  5. ジャガーの名車『Eタイプ』がベース、930kgまで軽量化した「ライトウェイトGTR」発表
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る