マツダ3、SKYACTIV-X搭載車を12月5日に発売…ガソリンの圧縮着火を世界初の実用化

SKYACTIV-X
SKYACTIV-X全 2 枚

マツダは、ガソリン混合気をピストンの圧縮によって自己着火させる「圧縮着火」を世界で初めて実用化した新世代エンジン「SKYACTIV-X」を搭載する『マツダ3』を12月5日より発売する。

SKYACTIV-Xは、優れた環境性能と出力・動力性能を両立。圧縮着火によるエンジンレスポンスの良さとエア供給機能を活用し、現行「SKYACTIV-G」に比べて全域で10%以上、最大30%におよぶ大幅なトルク向上を実現。またスーパーリーン燃焼によって、エンジン単体の燃費率は現行SKYACTIV-Gと比べて最大で20~30%程度改善する。

また、マイルドハイブリッドシステム「Mハイブリッド」や高剛性駆動力伝達システムの採用により、滑らかで気持ちの良い走りと、効率的な燃料消費をサポート。エンジンを吸音材で囲む(カプセル化)ことにより、静粛かつクリアで気持ちの良いサウンド伝達を実現する。

今回マツダ3に搭載するSKYACTIV-Xは2.0リットル直列4気筒エンジンで、最高出力180ps、最大トルク224Nmを発生する。

グレード展開は「Xプロアクティブ」「Xプロアクティブ ツーリングセレクション」「X Lパッケージ」「Xバーガンディセレクション(ファストバックのみ)」の4種類。価格は319万8148円から368万8463円。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「本当に世に出るとは」わずか1トンの車体に800馬力V12を搭載、「超アナログ」なスーパーカーにSNS沸く
  2. スズキの人気トールワゴン『ソリオ』開発責任者が語る、「顔だけじゃない」マイナーチェンジの真価
  3. ニックネームは“赤いコスモ”、50年前に登場した2代目ロータリースポーツ【懐かしのカーカタログ】
  4. 狭い道! 制限1.7mでコンクリートブロック付き、道幅は5mあるけど?…東京都板橋区
  5. 日産の第3世代e-POWER搭載、『キャシュカイ』が無給油で英国縦断に成功
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る