DS 7クロスバック にPHV、燃費76.9km/リットル…欧州発売

0~100km/h加速5.9秒

レベル2の先進運転支援システム

最新のデジタルコックピット

DS7 クロスバック E-TENSE 4×4
DS7 クロスバック E-TENSE 4×4全 19 枚

PSAグループのDSは11月11~29日、フランスで開催中の「E-DS WEEK」に電動SUVの『DS 7クロスバックE-TENSE 4×4』(DS 7 Crossback E-Tense 4×4)を出展し、同車を欧州市場で発売した。

画像:DS 7クロスバックE-TENSE 4×4

0~100km/h加速5.9秒

同車は、DSブランドの最上級クロスオーバー車、『DS 7クロスバック』のプラグインハイブリッド車(PHV)だ。新開発のPHVパワートレインのエンジンは、直噴1.6リットル直列4気筒ガソリンターボ「PureTech」で、最大出力200hp/5500rpmを発生する。モーターは、フロントが最大出力110hp、リアが最大出力112hpだ。エンジンとモーターを合わせたシステム全体で、300hpのパワーと53kgmのトルクを引き出し、4輪を駆動する。

トランスミッションは8速ATの「EAT8」だ。パワフルなPHVパワートレインを積むDS 7クロスバックE-TENSE 4×4は、0~100km/h加速5.9秒の性能を発揮する。バッテリーは、蓄電容量13.2kWhのリチウムイオンだ。EVモードの「ゼロエミッションモード」では、最大58kmをゼロエミッション走行できる。この効果もあって、燃費は76.9km/リットル、CO2排出量は30g/km(いずれもWLTP計測)と優れた環境性能を実現した。

また、ゼロエミッションモードの最高速は、135km/hだ。走行モードは、ゼロエミッションモード、スポーツモード、ハイブリッドモード、4WDモードの4種類から選択できる。バッテリーの充電は、専用の32Aコンセントで、およそ2時間で完了する。DS7 クロスバック E-TENSE 4×4DS7 クロスバック E-TENSE 4×4

レベル2の先進運転支援システム

「DSコネクテッドパイロット」は、高速道路における同一車線内走行を想定した「レベル2」の先進運転支援システム(ADAS)だ。前車の完全停止から、アクセル操作無しで追従する。マルチファンクションカメラとミリ波レーダーによって、前車との車間距離を保ちながら、車線内の任意の位置を維持することができる。前車が完全停止したのち3秒以内に再発進すれば、アクセル操作無しで追従する。高速道路での渋滞にも対応している。

DSナイトビジョンは赤外線カメラで、夜間や暗闇での視界補助を行う。夜間走行で前方を赤外線カメラ監視し、その映像をインストルメントパネルに投影する。映像はグレースケールで表示され、前方に人物や動物の存在を認識すると対象物を黄色でハイライトし、さらにそれらが車両の進路と交錯する可能性があると車両が判断した場合は赤色でハイライトし、ドライバーに注意喚起を行うシステムとした。DS7 クロスバック E-TENSE 4×4DS7 クロスバック E-TENSE 4×4

最新のデジタルコックピット

デジタルインストルメントパネルには、12.3インチ液晶スクリーンを使用した。パーソナライズされたメーターなどの走行情報と、「DSナイトビジョン」の映像を表示する。ナビゲーション操作や各種セッティングを行うセンターコンソール上の8インチHDスクリーンは、Apple の「CarPlay」とグーグルの「Android Auto」に対応させた。車内でのスマートフォンなどのデジタルデバイスの充電は、ワイヤレスで可能だ。USBケーブルでの接続を必要としないワイヤレス給電の国際共通規格「Qi」を採用する。充電スポットはセンターコンソール部分にあり、対応するスマートフォンを置くだけで充電できる。

「トラフィックサインインフォメーション」を装備した。車両自らが制限速度と進入禁止を認識する。これらに関する道路標識をマルチファンクションカメラが読み取り、インストルメントパネルに表示する。制限速度は、ドライバーが任意でクルーズコントロールやスピードリミッターに連動させることができる

サスペンションには、新世代の「DSアクティブスキャンサスペンション」を採用した。路面状況をセンシングし、サスペンションを制御する。このシステムはマルチファンクションカメラが、車両前方5~25mの範囲の路面状況を常時高速スキャンして、路面の凹凸を検知する。このフィードフォワード制御による四輪のショックアブソーバーの減衰力の最適化と、リアマルチリンクサスペンションが相まって、浮遊したまま移動するかのような快適な乗り心地を実現するという。

《森脇稔》

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