【マツダ CX-30 新型試乗】とにかく美しい、広い、本気の1台…竹岡圭

マツダCX-30
マツダCX-30全 14 枚

SUV&クロスオーバーSUV人気はまだまだ続いていくようですね。特にコンパクトサイズのものが人気ということで、このマツダ『CX-30』もバッチリハマりそうです。だって、とにかく美しい。

兄弟車となる『マツダ3』の特にファストバックのデザインには、あまりのカッコよさに度肝を抜かれるほど感動しましたが、その血を受け継いでいるというだけあってスタイリッシュさが違います。

マツダCX-30マツダCX-30
他の派生形のクロスオーバーSUVのような、取って付けた感がないのはもちろんのこと、SUVのプロポーションのブレークスルーを行ったというお話に素直に頷ける感じ。

でもこういうデザインコンシャスなクルマは今まで、実用面ではガマンさせられることが多かったのですが、いやはや。室内が広くてビックリしました。

マツダCX-30マツダCX-30
『CX-5』並みという左右席間もそうですが、183cmの大人がしっかり乗れる前後席というのも納得です。個人的にはその規格がちょっと大きすぎたんでしょうね、シートがしっかり座面の長さと私の足の長さと身長のバランスが上手くいかず、マツダさん基準のベストポジションにはやや足りずという感じではありました。

が、誤解を恐れずに言うと、他にはもっと適切なポジションが取れないクルマもたくさんあります。ただ、マツダさんのこだわりがわかる分、こちらも繊細なところまで要求したくなっちゃうんですよね。それくらい見た目だけじゃなく、本気の1台だということです。

マツダCX-30マツダCX-30

■5つ星評価
パッケージング:★★★★★
インテリア/居住性:★★★★★
パワーソース:★★★★
フットワーク:★★★★★
オススメ度:★★★★★

竹岡圭|モータージャーナリスト、タレント
「クルマは楽しくなくっちゃネ!」をモットーに、さまざまな媒体で「喋って・書いて・走って」を実践する女性モータージャーナリスト。テレビのバラエティ番組のMCから、官公庁の委員まで、硬軟幅広く携わっている。モータースポーツでも、耐久レースやラリーレイドなど数々のレースに参戦、現在は全日本ラリー選手権に自らチームを立ち上げチャレンジ中。日本自動車ジャーナリスト協会(A.J.A.J.)副会長。日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員。

《竹岡圭》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. 1回あたり300円、10分で施工できる凄技コーティング、洗車機との相性も抜群『CCウォーターゴールド』が選ばれる理由PR
  2. タイヤブランドGTラジアルよりオールシーズンタイヤ「4シーズンズ」発売
  3. アルファロメオ『ステルヴィオ』後継モデルは、大容量バッテリー搭載で航続700km実現か
  4. マツダ、電動SUVをサプライズ公開、コンセプトモデル『創 ARATA』とは…北京モーターショー2023
  5. これまでの日産車とは全く違う!? しかもPHEV!な『エヴォ・コンセプト』…北京モーターショー2024
  6. ニュルブルクリンクで試験中を捕捉!! トヨタ・スープラの最高峰「GRMN」
  7. ホンダ ヴェゼル 改良新型、純正アクセサリーで“自分らしさ”を表現する
  8. ホンダ『イエ GTコンセプト』が初公開、4ドアクーぺEVで中国トレンドに真っ向勝負…北京モーターショー2024
  9. マツダ、電動セダン『EZ-6』世界初公開、24年発売へ SUVコンセプトも…北京モーターショー2024
  10. 疲れ知らずのドライビング体験!シート交換がもたらす快適性の秘密~カスタムHOW TO~
ランキングをもっと見る