マツダ、クリーンディーゼルの国内累計販売が50万台に

マツダ SKYACTIV-D1.8 エンジン
マツダ SKYACTIV-D1.8 エンジン全 2 枚

マツダは11月27日、新開発クリーンディーゼルエンジンとして2012年2月に販売を開始した「SKYACTIV-D」の搭載車が19年9月末現在で国内累計50万台に達したと発表した。

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12年に『CX-5』で初登場したSKYACTIV-Dは圧縮比が14と、当時の量産ディーゼルエンジンでは最も低い設定とし、ディーゼルならではのトルク特性を確保しながら、排出ガスや燃費性能を大きく改善した。当初は排気量2.2リットルのみだったが、現在では1.5リットル、1.8リットルの3タイプを揃え、『ロードスター』を除くマツダの全乗用車に展開している。

初年度の12年は約2万9000台の販売だったが、15年には10万4000台と初めて大台に乗せた。50万台の達成に要したのは7年8か月。トヨタ自動車が1997年末に世界初の量産ハイブリッド車(HV)である『プリウス』を投入した後、同社の国内HV販売が累計50万台に達するには約11年かかっており、マツダのSKYACTIV-Dは比較的早いペースで市場に受け入れられた格好だ。

SKYACTIV-Dは、ひん死状態だった国内でのディーゼル乗用車の復活もリードした。日本自動車販売協会連合会の統計によると、12年に約4万台だった国内のディーゼル乗用車販売台数は18年には13万7000台とおよそ3倍半に増えた。

また、ドイツメーカーを中心としたクリーンディーゼル乗用車の国内市場投入も年々拡大している。マツダの調査では、国に認可されたクリーンディーゼル乗用車の型式数は12年に7型式だけだったが、19年11月時点では141型式になっている。

マツダの18年のデータによると、SKYACTIV-D搭載車を購入したユーザーが、その車両を手放す際、次の購入では8割の人がマツダ車を選択、そのうち9割が再びSKYACTIV-Dの搭載モデルを購入するという。同社国内営業本部の高場武一郎氏は「SKYACTIV-Dを知っていただくため、年末までの予定で現在、”長距離試乗キャンペーン”を国内販社で行っている。ほぼ1日お使いできるので、是非ご体感いただきたい」と話している。

《池原照雄》

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