JR北海道がキハ40形をテーマにした入場券…塗り替えたい色を選ぶ企画も 12月4日から

「北の復刻40リクエスト」の候補イラスト。特急型から一般型まで、かつて北海道で活躍した気動車の塗色をあしらったもの。
「北の復刻40リクエスト」の候補イラスト。特急型から一般型まで、かつて北海道で活躍した気動車の塗色をあしらったもの。全 3 枚

JR北海道は11月29日、同社のキハ40形一般型気動車をテーマにした入場券「北の40(ヨンマル)記念入場券」を12月4日から発売すると発表した。

函館運輸所、苗穂運転所、苫小牧運転所、釧路運輸車両所、旭川運転所に配置されているキハ40形の写真をデザインしたもので、様式は発売終了した「JR北海道わがまちご当地入場券」に準じたものとなる。

発売箇所は函館・七飯(ななえ)・新函館北斗・森・長万部・倶知安・苗穂・岩見沢・滝川・東室蘭・苫小牧・千歳・静内・追分・富良野・新得・帯広・釧路・摩周・網走・北見・遠軽・旭川・名寄の各駅で、デザインは駅ごとに異なる。2020年8月末まで発売され、発売額は各200円(大人用のみ)。発売窓口が混雑している場合は、1人1回につき5枚までの購入に制限される。

また、この入場券の発売と連動した企画として、あらかじめ用意された6つの候補から、キハ40形で実現させたい塗色を選ぶ「北の復刻40リクエスト」を2020年3月末まで実施する。

「北の40記念入場券」のデザイン。24駅で発売され、デザインは駅ごとに異なる。裏面には各車両に関する簡単な解説も。「北の40記念入場券」のデザイン。24駅で発売され、デザインは駅ごとに異なる。裏面には各車両に関する簡単な解説も。

「北の40記念入場券」に付いている3駅分の応募券を送付すると投票でき、2020秋以降、1両を最多得票を得た候補の塗色に塗り替えて運行する。

このほか連動企画として、2020年4月以降に運用を終了するキハ40形で実際に使われていた前面種別表示幕(1コマ分)が40人に当たるプレゼントが2020年4~8月に行なわれる。

キハ40(JR北海道標準色)キハ40(JR北海道標準色)

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

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