アウディ最強SUV『Q8 RS』、600馬力ツインターボ搭載…2020年初頭に欧州発売へ

RS専用のスポーティな内外装

0~100km/h加速3.8秒で最高速305km/h

48Vマイルドハイブリッド

アウディ RS Q8
アウディ RS Q8全 22 枚

アウディは、『RS Q8』(Audi RS Q8)を2020年第1四半期(1~3月)、欧州市場で発売すると発表した。ドイツ本国でのベース価格は、12万7000ユーロ(約1535万円)と発表されている。

画像:アウディ RS Q8

同車は、アウディの最上級SUV、『Q8』をベースに、アウディスポーツが開発した高性能な「RS」モデルだ。パワートレインには、排気量4.0リットルのV型8気筒ガソリンツインターボエンジンを搭載し、圧倒的なパフォーマンスを追求している

RS専用のスポーティな内外装

外観は、八角形のシングルフレームを備えたRS専用のハイグロスブラック仕上げのラジエーターグリルによって、ベース車両のQ8に対してスポーティさを増した。グロスブラックのフロントエアインレットとマットアルミのブレードも装着する。RSルーフスポイラーは、高速走行時にリアアクスルのダウンフォースを高める。ボディ同色のRS専用トリムストリップは、フロントフェンダーで10mm、リアフェンダーで5mm全幅を拡大しており、295/40R22サイズのワイドタイヤを収める。アウディ RS Q8アウディ RS Q8

インテリアは、「MMIタッチレスポンスディスプレイ」を、ブラックパネルのダッシュボードに組み込んだ。イグニッションスイッチをオフにすると、ブラックパネルのディスプレイがブラック基調の装飾トリムパネルに溶け込んで、ほとんど見えなくなるという。ドライバーは、アウディバーチャルコックピットの専用RSディスプレイとMMIディスプレイに、タイヤ空気圧、トルク、出力、温度、ラップタイム、Gフォースなどの情報を表示させることができる。シフトインジケーターは、エンジン回転数がレブリミットに到達した場合、ドライバーにシフトアップを促す。

フラットボトムのRSスポーツレザーステアリングホイールは、アルミ製の大型パドルシフトとマルチファンクションボタンが備わる。オプションの「RSスポーツシート」には、ハニカムパターンとRSエンボス加工が施されたヴァルコナレザーが装備される。

0~100km/h加速3.8秒で最高速305km/h

直噴4.0リットルV型8気筒ガソリンツインターボ「TFSI」エンジンは、新型『RS6アバント』、新型『RS7スポーツバック』に、すでに搭載されている。RS Q8では、最大出力600hp。最大トルク81.6kgmを引き出す。最大トルクは、2200~4500rpmで発生し続ける特性だ。このスペックは、アウディのSUV最強となる。

トランスミッションは8速「ティプトロニック」、駆動方式は4WDの「クワトロ」で、RS専用チューンが施された。0~100km/h加速は3.8秒、0~200km/h加速は13.7秒、最高速は250km/h(リミッター作動)の性能を発揮する。最高速は「RSセラミックブレーキ」を含む「ダイナミックパッケージ」装着車では、305km/hに引き上げられる。

電子制御ダンパー付きアダプティブエアサスペンションスポーツを標準装備した。これにより、サーキットやオフロード走行に対応する。RS専用のダンパーチューニングによって、快適性重視と、スポーティな走り重視の間で、幅広い設定を実現する。車高は、運転状況やドライバーの好みに応じて、最大90mmの間で変化させることができる。アウディ RS Q8アウディ RS Q8

48Vマイルドハイブリッド

また、RS Q8では、優れた効率性も追求した。これは、48V電源を使用するマイルドハイブリッド(MHEV)システムによって可能になるものだ。ベルト駆動式オルタネータースターター(BAS)により、最大12kWの電力を回生して、リチウムイオンバッテリーに蓄える。

ドライバーが55~160km/hの速度において、走行中にアクセルペダルから足を離した場合、ドライブマネージメントシステムは、走行状況やアウディドライブセレクト ダイナミックハンドリングシステムで選択されたモードに従って、エネルギーを回生するか、エンジンを停止させて最大40秒間コースティング(惰性走行)するかを選択する。

ベルト駆動式オルタネータースターターは、アクセルを踏み込むと、瞬時にエンジンを再始動する。マイルドハイブリッドにより、22km/h未満の速度でアイドリングストップ機能を作動させることが可能になった。マイルドハイブリッドドライブシステムは、快適性を向上するためにカメラセンサーに接続されており、停止時に前方車両が動き出すとエンジンが始動し、再発進の環境が整ったことを知らせる。

また、このエンジンは、低~中負荷状態の場合にシリンダーを一部休止する機能も備え、さらなる効率化を追求した。アウディによると、マイルドハイブリッドによって、100km走行あたり、最大で0.8リットルのガソリンを節約できるという。

「アウディドライブセレクトダイナミックハンドリングシステム」を使用して、走行特性を変更できる。アウディドライブセレクトのドライブモードとして、「RS1」と「RS2」を設定した。ステアリングホイールの「RS MODE」ボタンを操作することにより、エンジンとトランスミッション、パワーステアリング、サスペンション、オールホイールステアリング、エンジンサウンドなどが変化する。

《森脇稔》

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