EV版Aクラス、メルセデスベンツ『EQA』は5ドアSUVで市販化へ

メルセデスベンツ EQA プロトタイプ(スクープ写真)
メルセデスベンツ EQA プロトタイプ(スクープ写真)全 18 枚

メルセデスベンツが開発を進める『Aクラス』の電動バージョン、『EQA』市販型プロトタイプをスクープサイト『Spyder7』のカメラが初めて捉えた。

【画像全18枚】

「EQ」はメルセデスベンツのEVブランドとしてスタート、第一弾として『EQC』が発売されている。これまで『EQB』、『EQS』などのテスト車両を目撃しており、そのラインアップは徐々に拡大されている。

豪雪のスカンジナビアで捉えたEQAプロトタイプ。すでに市販型ヘッドライトを装着し、『GLA』に非常によく似たシルエットが見てとれるが、独自のトリムや照明、グリルなどで差別化されるだろう。また右後部側面には充電コネクタを装備していることからもEVモデルであることがわかる。

フランクフルトモーターショー2017で初公開された『コンセプトEQA』は3ドアハッチバックだった。しかし捉えた開発車両から、市販型では約100mmリフトアップされ、5ドア・クロスオーバーSUVとして発売される可能性がある。これによりヘッドルームとレッグルームが改善、十分なスペースが確保されるのは間違いないだろう。プラットフォームはEQC同様に「MAF II」を採用する。

コックピットには、『Aクラス』新型と共通するデュアルスクリーンインフォテインメントシステム、ダッシュボード上に3つのレジスター、その下にトグルスイッチが設置されるはずだ。

フル充電による最大航続距離は298マイル(480km)と予想されるが、出力、航続、価格によりいくつかのバリエーションがラインアップされる可能性も高いほか、AWDモデルの設定も予想される。

同社では、「EQA」「EQB」「EQC」「EQE」「EQG」「EQS」をすでに商標登録しており、2025年までに10車種以上のフルEVモデルを市場に投入する計画を持っている。EQA市販型のワールドプレミアは2020年後半、あるいは2021年以降となりそうだ。

新型車を最速スクープ『Spyder7』をチェック!

《APOLLO NEWS SERVICE》

【注目の記事】[PR]

レスポンス公式TikTok

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 分割式で取り付け簡単、MAXWINの金属製スノーチェーン「K-TIR08」発売
  2. 「5速MTを残すのは漢」新型スズキ『ワゴンR』に反響続々! デザイン統一にも「思い切ったな」
  3. 三菱『デリカD:5』新型発売、価格は451万円から…SUVとミニバンが融合「三菱らしさ」武器に
  4. ペダル踏み間違えで発生した死亡事故、高齢の被告に実刑判決
  5. 日産、小型ミニバン『グラバイト』予告…2026年インド発売へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る