スズキ アルト 改良新型、コネクト充実の最上級グレード…インド発売

スズキ・アルト 改良新型(インド仕様)
スズキ・アルト 改良新型(インド仕様)全 6 枚

スズキのインド子会社のマルチスズキは12月19日、改良新型『アルト』(Suzuki Alto)のコネクティビティを充実させた最上級グレード、「VXI+」を発売した、と発表した。

アルトは、15年連続でインドの最量販車に君臨するスズキのベストセラー車だ。2018年度(2018年4月~2019年3月)は、インドで25万9401台を販売。2000年の発売以来、累計販売台数は370万台を超えている。

現行アルトは2014年11月、インドで発表された。デビューからおよそ4年半が経過して、初の大幅改良を受けた改良新型が登場している。

外観は、新デザインのグリルやヘッドランプで表情を一新した。バンパーやフェンダーのデザインも新しい。インテリアには、デュアルトーンのシートを採用。ダッシュボードのデザインも変更された。

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改良新型は、エンジンのハードウェアとソフトウェアのアップグレードなどにより、インド政府が2020年春から導入する予定の新しい排ガス規制、「BS-VI」(バーラト・ステージ6。欧州のユーロ6に相当)に対応。排ガス中の窒素酸化物(NOx)を、およそ25%削減した。この新しい796ccエンジンは、最大出力48hp/6000rpm、最大トルク7kgm/3500rpmを引き出す。燃費性能は22.05km/リットルを実現している。

マルチスズキは、この改良新型アルトにコネクティビティを充実させた最上級グレード、VXI+を設定した、「SmartPlay Studio」と呼ばれる新しいインフォテインメントシステムを採用する。これは、17.8 cmのタッチスクリーンインフォテインメントシステムを核としたシステムで、Bluetoothを使って音楽を楽しめる。

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また、SmartPlay Studioでは、複数のメディアサポートにより、顧客の運転体験を向上させる。簡単でカスタマイズ可能なグラフィカルユーザーインターフェイスを備えたタッチスクリーンを採用した。Apple「CarPlay」やグーグル「Android Auto」にも対応している。

さらに、VXI +には、エレガントなエアロデザイン、スタイリッシュなデュアルトーンインテリア、最新の安全装備が採用されている。

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《森脇稔》

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