ロールスロイスの大ヒットモデル『ゴースト』が次期型へ…最終デザインがほぼ見えてきた

ロールスロイス ゴースト 次期型プロトタイプ(スクープ写真)
ロールスロイス ゴースト 次期型プロトタイプ(スクープ写真)全 13 枚

ロールスロイスの高級4ドアセダン『ゴースト』の次期型プロトタイプを、これまでで最もカモフラージュが薄い状態でスクープした。

同社は先日、ゴーストの現行モデルが2019年内に生産終了すると発表しており、この次期型へバトンタッチされることになる。『ロールスロイス 200EX』として2009年4月の上海モーターショーで初公開したゴーストは、6.6リットルV型12気筒ガソリンターボエンジンを搭載、「ベイビー ファントム」として同社史上でも人気の高いモデルとして君臨している。またスポーティモデル「ブラックバッジ」の設定により、若い顧客へアピールするなど、その存在感は抜群だ。

キャリアカーでの輸送中を捉えたプロトタイプ車両は、これまで隠されていたフロントバンパーのエアインテークが初めて露出、バンパーを囲うようにスポーティなデザインへ刷新されていることがわかる。またヘッドライトのアウトライン、内部ユニットも再設計される可能性が高いほか、リアエンドでは新デザインのテールライトの一部も見えている。

次世代型では、SUV『カリナン』と同じアルミニウム集約型アーキテクチャ、「Architecture of Luxury」プラットフォームに乗り、ボディの剛性や洗練性を改善。Bピラーからトランクリッドへ続くラインはクーペ風のシルエットとなり、若々しさをアピールする。

キャビン内では、デジタルクラスタ、より大型のインフォテインメントスクリーンやヘッドアップディスプレイ、最新のアクティブセーフティシステムが搭載される。

パワートレインは、BMW『M760i』に搭載されている6.6リットルV型12気筒ツインターボエンジンが最有力とされ、最高出力は585psを発揮、8速ATと組み合わされる。また遅れてプラグインハイブリッドの設定も予想されるほか、全輪駆動システムがオプションで設定される可能性があるようだ。

第2世代ゴーストは、2021年モデルとして、2020年内のデビューが濃厚だ。

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《APOLLO NEWS SERVICE》

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