2019年のカーオーディオ・シーンを振り返る! 『10大ニュース』前編

シックスエレメント・3D Pro-1 Quantum
シックスエレメント・3D Pro-1 Quantum全 5 枚

“平成”から“令和”へと時代が移り変わった2019年も、もうすぐ終わろうとしている。さて、カーオーディオ界の2019年はどんな1年だったのか…。それを振り返る恒例企画をお贈りする。注目を集めたトピックを編集部の独断でセレクトし、2019年のシーンの総括を試みる。

<前編>となる今回は、選定した『10大ニュース』の中から5つをランダムにピックアップし、紹介していく。当記事を読みながら、貴方にとっての2019年に思いを馳せていただけたら幸いだ。

新基軸“音響改善アイテム”ブランド“シックスエレメントが日本上陸! その効果の大きさに驚きの声、続々!

2019年、“音響改善アイテム”を多々擁する新ブランドが、カーオーディオフリークたちの間で話題を呼んだ。その名は“シックスエレメント”。台湾発のブランドだ。

ブラックス・BRAX DSPブラックス・BRAX DSP

同社製品が日本初上陸を果たしたのは2018年秋だ。そして同社製品は、国内での扱いが開始されるやいなや、まずはホームオーディオ愛好家の間で注目を集めた。専門誌で紹介され早速アワードにも輝き、評論家からも高い評価を得て周知が素早く広がった。

そして2019年、評判はカーオーディオ界にも徐々に伝播し始める。カーオーディオプロショップで開催される試聴会イベント等でデモンストレーションされる度に、その効果に驚愕の声を上げる愛好家が続出し、名前が口コミで広がっていった。

シンフォニ/クワトロリゴ・プレシジョンシリーズシンフォニ/クワトロリゴ・プレシジョンシリーズ

同社のアイテムが音に効く秘密は、各製品に添加されている天然レア素材、“ランタノイド”にある。これにより大量のマイナスイオンが放出され、その働きによって電気の流れが大幅に改善。こうして音質向上が果たされるのだ。

当サイトでもテスト取材を実行し、各アイテムを用いることで音質向上が果たされるのを確認済みだ。もしもその効き目を未体験であるならば、2020年にはぜひともご体感を。

ビーウィズ・RT-1ビーウィズ・RT-1

スペシャルプロセッサー『BRAX DSP』が堂々登場! ハイエンドカーオーディオフリークの間で、話題沸騰!

2019年もさまざまな新製品がリリースされたが、ハイグレードモデルの中でもっとも驚きを持って迎えられたアイテムと言えば、当機だろう。その名は『BRAX DSP』。開発したのはドイツ発高級ブランド“ブラックス”だ。かねてより登場がうわさされていたスペシャル・プロセッサーがいよいよ発売され、ハイエンドカーオーディオフリークたちの間での話題を独占した。

ダイヤトーンデモカー・メルセデス-ベンツ・A180スポーツダイヤトーンデモカー・メルセデス-ベンツ・A180スポーツ

当機がハイインパクトである理由は主には3つある。1つ目の理由は「価格が図抜けて高額だから」。税抜価格はなんと82万円。理由の2つ目は「音が良いから」。価格に見合う、これならではの高音質性能をいかんなく発揮する。なお、その能力の高さは当サイトでもテストにより確認している。

そしてハイインパクトである3つ目の理由は、「同社のハイグレードパワーアンプ『MATRIX-MX4 PRO』とのデジタル接続が可能だから」だ。これを実行すると、DSP内部での音量調整を行わずに済むので、よりロスなくパワーアンプへと信号を伝送できる。これが大きく音に効くのだ。

搭載車両は続々と増加中だ。この勢いは2020年も継続必至だ。

イタリアンブランド“シンフォニ/クワトロリゴ”のパワーアンプ『プレシジョン・シリーズ』が、支持を拡大!

イタリア発のハイエンドブランド“シンフォニ/クワトロリゴ”の支持率が、さらに高まりつつある。サウンドコンテストの会場でも、同社製品を搭載したエントリー車両を目にする機会が増えている。

2019年には限定パワーアンプも発売され、それも注目度を上げるフックの1つとなったが、最大の牽引力を発揮したのは、限定モデルの姉妹ラインとも言うべき『プレシジョン・シリーズ』だ。

当シリーズは、筐体サイズと出力の異なる2台の2chモデルでラインナップが構成されていて、「動作クラスが“A級”であること」を最大の特長としている。カーオーディオでは、消費電流が多くなる傾向を示す“A級”モデルは少数派だが、当シリーズは音質的な利点を重んじ果敢に“A級動作回路”を搭載。結果、これならではの高音質性能を得て、それがファンに好評を博しているというわけなのだ。

2020年も同ブランドの人気はさらに伸びそうだ。ハイグレードアンプ&スピーカーをお探しならば、同ブランドにも注目すベシ。

“ビーウィズ”より、Bluetooth経由での高音質音楽再生を可能とするワイヤレスオーディオレシーバーが新発売!

国産ハイエンドカーオーディオブランド“ビーウィズ”から、2019年2月に新基軸なワイヤレスオーディオレシーバーが発売された。製品名は『RT-1』(税抜価格:5万円)だ。

新基軸である理由はズバリ、「音が良いから」だ。音が良いポイントは3点ある。1つは「高音質コーデックに対応していること」。音質的に有利な方式でBluetooth接続できるのだ。ポイントの2つ目は、「内部設計が高音質化されていること」。“ビーウィズ”からリリースされる製品である以上、そこのところは抜かりはない。そして3点目は「出力が多彩なこと」。RCA出力はもちろん、光デジタル出力、同軸デジタル出力も装備している。ハイエンドDSPとの接続にも対応する、というわけなのだ。

また当機は、「技適マーク」(技術基準適合証明)を取得していることも特長だ。日本国内で安心して使用できる。

Bluetooth接続をより良い音で楽しみたいと考えていながら当機の導入がまだならば、そろそろご検討をぜひに♪

“ダイヤトーン”デモカー、2019年も各地のイベントに積極参加! カーオーディオ入門者の増加に貢献!

国産ハイグレードカーオーディオブランド“ダイヤトーン”は、メーカーデモカーを多数擁している。その台数は6台。それぞれに個別のコンセプトが与えられ、それに即したシステムを搭載。カーショーからカーオーディオサウンドコンテストまでさまざまなイベントを回り、サウンドデモも繰り広げている。

例えば「トヨタ・プリウス」は、“ナビを換えただけ”のシンプルシステムを積載している。スピーカーは純正品のままだ。にもかかわらず『ダイヤトーンサウンドナビ』の高い音質性能&ハイクオリティなチューニング能力により、驚きのサウンドを響かせる。

対して「メルセデス-ベンツ・A180スポーツ」では、フラッグシップスピーカー『DS-SA1000』の実力をあますことなく引き出すべく、超高級外部パワーアンプを組み込んだハイエンドシステムを構築。現代カーオーディオにおいての最高峰サウンドを聴かせてくれる。

2019年もこれらメーカーデモカーは大活躍した。各地で“ダイヤトーン”の実力の高さを示し、そしてカーオーディオ愛好家人口を増やすことにも貢献した。これらの音を未体験なら、2020年にはぜひともチェックを。

2019年のカーオーディオ・シーンを振り返る! 『10大ニュース』発表!! <前編>

《太田祥三》

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