日産、新たな電動駆動四輪制御技術を「e-4ORCE」と命名…CES 2020

日産アリア・コンセプト
日産アリア・コンセプト全 7 枚

日産自動車は1月8日、新たな電動駆動四輪制御技術を「e-4ORCE(イーフォース)」と命名、米国ラスベガスで開催中のCES 2020にて、e-4ORCE搭載の電動SUV『アリア・コンセプト』を展示している。

e-4ORCEの「e」は、100%電気自動車(EV)の電動駆動に由来、「4ORCE」は、物理的なパワーとエネルギーに四輪駆動の「4」を掛け合わせた。e-4ORCEは、『GT-R』のATTESA E-TS電子制御トルクスプリット四輪駆動システムおよび『パトロール』のインテリジェント4×4システムの開発実績を通じて誕生。EVのスムーズで安定した出力とブレーキ性能の実現を目的に開発した。

e-4ORCEは、フロントモーターに加え、リアモーターの回生ブレーキも併せて活用することで、渋滞時でも揺れの少ない快適な走行を実現。凹凸のある路面や加速時には、モーターを最適にコントロールすることで車体姿勢の変化を抑え、快適なドライビングを提供する。さらに、モーターの駆動力やブレーキをきめ細かくコントロールすることで、高いライントレース性能を実現。滑りやすい道でもドライビングをより楽しむことができる。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. スバル『アウトバック』新型、約515万円から…年内米国発売へ
  2. レクサス『LM』対抗!これがメルセデスベンツ最高級ミニバン、『Vクラス』後継の最終デザインだ
  3. 下請法が「取適法」に…2026年1月施行の改正ポイントは?
  4. トヨタの新型『ヤリスセダン』がタイで登場!「アティブ HEV」にはGRスポーツも
  5. 販売わずか3年の希少車種、「角目」のいすゞ『117クーペ』【懐かしのカーカタログ】
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る