フォルクスワーゲン(Volkswagen)乗用車ブランドは1月13日、2019年の世界新車販売の結果を発表した。総販売台数は627万8300台。前年比は0.5%増と4年連続で前年実績を上回った。
2019年の市場別販売は、最大市場の中国(香港を含む)が、前年比1.7%増の316万3200台と、2年ぶりに増加した。中国を含めたアジア太平洋地域も、0.8%増の331万2500台と、2年ぶりに前年実績を上回る。
また北米は、前年比1.6%減の56万4900台と、2年連続の前年割れに。このうち米国は36万3400台を売り上げ、前年比は2.6%増と、3年連続のプラスとなった。
ロシアは、前年比1.6%減の10万4400台と、3年ぶりの前年割れだ。主力市場の欧州は、前年比0.9%増の176万3800台と、2年連続で増加した。地元ドイツも5.3%増の56万9900台と、2年連続で前年実績を超えている。
フォルクスワーゲン・パサート GTE 改良新型車種別の2019年世界販売実績では、EVやプラグインハイブリッド車(PHV)の電動車が、前年比60%増の8万台以上を売り上げた。このうち、先代『ゴルフ』のEV、『e-ゴルフ』が3万5000台以上と、最多を占めている。