トヨタ、北米の生産体制を再編へ…SUVの生産効率向上目指す

インディアナ工場
インディアナ工場全 6 枚

トヨタ(Toyota)自動車の米国部門は1月17日、北米の生産体制を再編すると発表した。

今回の再編は、北米における車両生産工場の競争力の向上が狙いだ。2022年までに、米国インディナ工場(TMMI)とテキサス工場(TMMTX)において、プラットフォームやコモンアーキテクチャーに基づいて、生産車種を変更する。

具体的には、TMMIはミッドサイズSUVとミニバンの生産に注力する。2022年までに、フルサイズSUV『セコイア』の生産を終了する予定だ。一方、TMMTXは、フルサイズのフレーム車(ピックアップトラックとSUV)の生産工場として、2022年からセコイアの生産を開始する。

また、TMMTXでは2021年内に、小型ピックアップトラックの『タコマ』の生産を終了する計画だ。タコマは、TMMTXでの生産終了後は、引き続きメキシコのバハ・カリフォルニアのTMMBCと、2019年12月に稼働した同じくメキシコのグアナフアト州のTMMGTの2工場で生産を行う。

なお、トヨタは、生産車種変更に伴う北米拠点での雇用への影響はない、としている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「本当に世に出るとは」わずか1トンの車体に800馬力V12を搭載、「超アナログ」なスーパーカーにSNS沸く
  2. 狭い道! 制限1.7mでコンクリートブロック付き、道幅は5mあるけど?…東京都板橋区
  3. 狭い道! 制限1.9mだが何かがおかしい…東京都小金井市
  4. 次期トヨタ『ハリアー』は新エンジンの恩恵でフォルムが大変化…スクープ記事ベスト5 2025年上期
  5. ニックネームは“赤いコスモ”、50年前に登場した2代目ロータリースポーツ【懐かしのカーカタログ】
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る