丸ノ内線02系がフィリピンで第2の人生…大学の教材として無償譲渡 2月

譲渡にあたり実施した贈呈式の様子
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東京地下鉄(東京メトロ)は1月21日、丸ノ内線用の02系車両をフィリピンのFEATI大学へ無償譲渡すると発表した。

02系は東京メトロの前身である帝都高速度交通営団(営団地下鉄)時代の1988年10月にデビュー。1996年までに総勢336両(6両編成53本、3両編成6本)が登場した。2009年度からは改修工事が始まったが、2019年2月には後継の2000系が登場し、2023年度までに02系の本線用6両編成をすべて置き換える計画となっている。

今回発表された無償譲渡は、フィリピンの鉄道人材育成に携わってきた東京メトロが、FEATI大学から鉄道関係設備の寄贈依頼を受けてのもので、東京メトロでは「フィリピンにおいて日本の鉄道システムを理解する人材育成に資することやフィリピン鉄道市場における当社の認知度を高めることが期待できる」として、02系の車両更新時期を機に、2両が2月に譲渡されることになった。

譲り受けるFEATI大学は、航空工学の単科大学ではあるが、フィリピンの私立大学として初めて鉄道関係学科が新設されることになっている。同大学ではこの譲渡に際し「キャンパス内に実際の車両を持つことが、より多くの学生にとって鉄道の学位を取りたいという動機づけになるものと信じています。また、それによってわが国だけでなくアジア、ヨーロッパ、中東等で鉄道に従事する人材を育成できることと思っています」と述べている。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

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