シトロエン C4カクタス 後継モデルはEVか!? SUVスタイルで登場

シトロエン C4カクタス後継モデル プロトタイプ(スクープ写真)
シトロエン C4カクタス後継モデル プロトタイプ(スクープ写真)全 14 枚

シトロエンのコンパクト・クロスオーバーSUV『C4カクタス』は初代をもって生産終了したが、その後継モデルをスクープサイト「Spyder7」のカメラが初めて捉えた。

C4カクタスは、2013年9月のフランクフルトモーターショーにてコンセプトモデルとして登場、2015年に市販型が登場している。なめらかなボディシルエットに、エアーバンプ(サイドのウレタン製立体パネル)を装備した個性豊かなデザインで注目を集めた。そのデザインは新型『C3』などに受け継がれ、シトロエンのデザインアイコンとなっている。Spyder7でも、昨年夏に初代で生産終了の噂をお伝えしたが、その後継モデルを初めて撮影に成功した。

プロトタイプはフルカモフラージュされており、詳細なデザインは不明だ。しかし入手した情報によると、プジョーのクロスオーバーSUV『2008』と共有する「CMP」(Common Modular Platform)を採用、ガソリン、ディーゼル、ハイブリッド、及びフルEVパワートレインをサポートしており、複数のエンジンオプションが設定されるだろう。

プロトタイプからはBピラー以降がアーチ状のハッチバックスタイルが見て取れ、C4カクタスと全く異なるデザインとなっているほか、特徴だった「エアーバンプ」は装備されていない。またリアクォーターウィンドゥに注意ステッカーをはり、エキゾーストシステムがないことから、フルEVまたはプラグインハイブリッドなどのゼロエミッション開発車両の可能性が高いだろう。

EVパワートレインが『e-2008』から流用されるのであれば、最大出力136hpの電気モーターと50kWhのバッテリーパックを搭載することになり、WLTPテストサイクルによる1回の航続距離は193マイル(310km)となる。また100kW充電ステーションを使用すれば、30分で最大80%を充電可能となる。

C4カクタス後継モデルのワールドプレミアは、最速で2020年内と予想される。

《APOLLO NEWS SERVICE》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 真夏のダッシュボードが20度以上低下!? 驚きの遮熱サンシェード新時代[特選カーアクセサリー名鑑]
  2. スズキ『エブリイ』が災害時は「シェルター」に、軽キャンピングカーの新たな可能性
  3. 『アトレーRS』ベースで力強い走り! 軽キャンピングカー「HAPPY1 Turbo」585万円で発売
  4. メルセデスベンツ『CLA』新型、第4世代「MBUX」にセレンスの会話型AI技術搭載
  5. 世界最強の2.0ターボ搭載車に幕、メルセデスAMG『CLA 45 S』最終モデルが登場
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  2. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. トヨタや京大、全固体フッ化物イオン電池開発…従来比2倍超の容量達成
  5. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
ランキングをもっと見る