ボルグワーナーの電動ターボ、欧州の自動車メーカーに納入へ…2022年から

ボルグワーナーの電動ターボ「eTurbo」
ボルグワーナーの電動ターボ「eTurbo」全 1 枚

ボルグワーナー(BorgWarner)は、新開発の電動ターボの「eTurbo」を、2022年から欧州の自動車メーカー納入する契約を締結した、と発表した。

ボルグワーナーの電動ターボのeTurboは、タービンと同じ単一のシャフトに取り付けられた「eマシン」と呼ばれるモータージェネレーターを備えたターボチャージャーとなる。

ターボのアシストが必要な場合、eマシンはターボシャフトを回転させて、ほぼ瞬時にトルクをブーストする。また、必要以上に多くのタービンエネルギーが排気流から生成されると、システムがこれを電気エネルギーとして蓄える。ボルグワーナーによると、ターボラグは事実上存在せず、優れたローエンドトルクを実現するという。

ボルグワーナーはこのeTurboを、2022年から欧州の自動車メーカー納入する契約を締結した。まずは乗用車に搭載され、将来は商用車への拡大採用も見込まれる、としている。

《森脇稔》

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