東京青山で九州の工場を見学、レクサス×ANA「デジタル授業」

小学生を招いて「レクサス青山で九州の工場見学」が実施された。
小学生を招いて「レクサス青山で九州の工場見学」が実施された。全 16 枚

28日、東京都港区のレクサス青山に小学生が招かれ、レクサスを組み立てている福岡県のトヨタ自動車九州の宮田工場の工場見学を行うというデジタル授業が開かれた。

【画像全16枚】

子どものころに見学した工場の思い出はインパクトが強く、進路を左右することさえある。しかしそんな社会科見学は一日がかり。早朝に集合し、往復に時間をかけて移動する。

今回Lexus International(レクサス)は、ANA ホールディングス(ANA)と共同で、ANAが開発したアバターロボットをはじめとした映像通信デバイスを活用して、レクサス青山に居ながらにして、宮田工場を小学生に見学してもらうデジタル授業を実施した。

テレビ会議とは異なり、遠隔地との1対nでのインタラクティブなコミュニケーションを可能にするアバターロボット「newme(ニューミー)」を介して、実際に宮田工場の内部を巡るように見学した。

宮田工場では限られた職人だけに許される手縫いの縫製工程や、防音のみならず、開閉動作音にもこだわって生産されているという、レクサスにふさわしいこだわりと品質管理なども紹介された。

見学の途中で子どもたちは、宮田工場職員の中でも、手縫い工程の担当者選抜テストで課せられる「左手だけで、折り紙で鬼を作る」といったタスクにチャレンジしたり、宮田工場に関するクイズに答えたり、約1時間ほどのプログラムを楽しく有意義に過ごしていた。

参加した子供の1人は「実際工場に行くと迫力もあるけれど、デジタル授業は、特徴や要点がわかりやすくまとまって学ぶことができたので、それぞれに良いところがあると感じました。海外の綺麗な風景に憧れがあるので、そうしたものが日本で見られたらいいなと思いました」と話していた。

また、アバターロボット「ニューミー」を開発したANAホールディングスの担当者は「春から本格的に事業化致しますが、今はこうして様々な活用を示し、反響を見たりしています。オリンピックまでに1000台の普及を目指します」と話していた。

エアラインが事業の柱のANAが、アバターロボットというバーチャル体験のための技術を推進する意図を聞いた。「リアルかバーチャルか、ではなく、一人でも多くの人が自由に羽ばたき、離れたところの課題を知り、距離に関係なく問題解決ができる仕組みであるという風に考えています。飛行機で出かけることが難しい人もいらっしゃいます。距離の壁を取り払う、という意味では、創業以来の私たちの願いでもあるのです」。

レクサスも自動車ビジネスの可能性を感じる取り組みができたと話す。「実際に小学生の皆さんを迎えて授業を行い、あんなに活発に質問も出て時間が足りなくなるほどとは、驚きました。クルマは移動手段、遠方への誘いは大切な要素です。クルマが生まれた九州の工場へ旅した気分になれる、素晴らしいことです」と振り返った。

《中込健太郎》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

レスポンス公式TikTok

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『セリカ』ついに復活へ、GRスポーツ戦略は3本柱に?
  2. ホンダアクセス、『フィット』向け「テックマチックシステム」改良…マルチビューカメラ装備車にも対応
  3. 【スズキ ワゴンR 新型試乗】「MTが少ない」と嘆くあなたに、『ワゴンR』があるじゃない…中村孝仁
  4. トヨタ『GRスープラ』次期型、トヨタ主導の独自開発なるか…土曜ニュースランキング
  5. ホンダ『プレリュード タイプR』始動か!? VTECターボ搭載、330ps超の史上最強クーペ誕生へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 警察庁、高齢運転者技能検査を見直しへ 合格者の事故率を追跡調査してみたら…
  2. AIDVの開発にもAIを活用、日産がプラットフォームをデモ…AWS Summit Japan 2026
  3. フィジカルAIがもたらす自動車業界の地殻変動とモビリティの未来…博報堂DYホールディングス 執行役員 CAIO 森正弥氏[インタビュー]
  4. FORVIA HELLA、12Vリチウムイオン電池パック発表…鉛蓄電池より約20%軽量化
  5. 【セミナー見逃し配信】※プレミアム・法人会員限定 全固体(半固体)電池の現在地と将来展望~問われる全固体電池ならではの優位性とその価値の再定義~
ランキングをもっと見る