ハイエース キャンピングカー専用チューニングパーツ、トイファクトリーが発売…乗り心地や安定性を向上

キャンピングカーでも走りを楽しめる「101T-SR」
キャンピングカーでも走りを楽しめる「101T-SR」全 5 枚

トイファクトリーは、トヨタ『ハイエース』ベースのキャンピングカー向けに、乗り心地や操縦安定感を向上させるオリジナルの専用パーツ「101T-SR」2商品を発売する。

元来、貨物用途のハイエースをベースとしたキャンピングカーは、普通乗用車と比べ足回りが固く、地面からの突き上げからくる乗り心地の悪さや横風などが原因のふらつきが気になった。同社ではこれらを改善し、キャンピングカーでの長旅をより安全で楽しいものにすべく、自社開発およびKYBやオーリンズといった大手メーカーと共同開発した、専用設計のチューニングパーツ「101T-SR」を展開している。

新商品「T-SRリアリーフスプリング」は、ハイエースキャンピングカー特有のリア下がりな姿勢を緩和し、ハンドリングもより軽やかになるようチューニングを施した、キャンピングカー専用設計のリアリーフスプリングだ。貨物自動車特有の後部座席における不快な突き上げ感を大幅に緩和するため、荷重変動によるタワミが一定となるリニアレートのスプリングを採用するとともに、スプリング自体の重量軽減と板間摩擦軽減のためにテーパーリーフ(TLS)仕様のスプリングを採用。これらの相乗効果により長距離移動時の疲れを軽減し、快適な乗り心地を実現する。価格は8万5800円。

「T-SRアジャスタブル・リアスタビライザー」は、直進安定性や旋回性をアップ。特に高速道路のレーンチェンジや、トンネル出口での横風によるハンドル操作性の改善に大きな役割を果たす。スタビライザー本体は軽量かつ動きのしなやかな中空仕様を採用。またスタビライザーの効き具合を3段階に調整可能とした上、設定車高による最適な取付角度が得られるターンバックル式リンクロッドも装備した。価格は7万1500円。

対応車種はともにハイエース・ワイドボディおよびスーパーロング/200系I型~現行。なお両製品は1月31日から2月2日に幕張メッセで開催される「ジャパンキャンピングカーショー2020」にて展示する。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. マツダ『CX-5』新型を欧州で発表…日本では2026年中に発売
  2. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  3. VWの高性能小型EV『ID.3 GTX』、2代目ゴルフに着想の「FIRE+ICE」限定発売へ
  4. 真夏のダッシュボードが20度以上低下!? 驚きの遮熱サンシェード新時代[特選カーアクセサリー名鑑]
  5. ダイハツの新型『ムーヴ』が絶好調!「スライドドア化は正解」「やるじゃんダイハツ」と評価の声
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  3. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
ランキングをもっと見る