キャデラックのハンズフリー部分自動運転、車線変更も自動に…エスカレード 新型に搭載へ

最新のスーパークルーズが搭載されるキャデラック・エスカレード 新型
最新のスーパークルーズが搭載されるキャデラック・エスカレード 新型全 3 枚

キャデラック(Cadillac)は1月28日、ハンズフリーの部分自動運転が可能な「スーパークルーズ」の最新版を、『CT5』、『CT4』、『エスカレード』新型に採用すると発表した。

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スーパークルーズは、地図情報データベース、ライダー(LiDAR)、高精度GPS、最新のドライバーアテンションシステム、カメラとレーダーセンサーのネットワークを組み合わせたもの。緊急時には、車載テレマティクスサービスの「オンスター」と連動する機能も備えており、ユーザーは、米国とカナダの延べ32万kmの高速道路を、ハンズフリーで走行することができる。

スーパークルーズのドライバーアテンションシステムは、ドライバーの車両コントロールを支援する。走行方向に注意を向ける必要がある場合、警告を発して知らせてくれる。ドライバーは、スーパークルーズを使用している間、常に注意を払い、いつでもマニュアル運転に戻れるよう準備しておく必要がある。ドライバーの認識技術には、「セーフティアラートシート」とズーム&チルト調整を備えた最新世代のリアカメラミラーが含まれる。

キャデラックは今回、このスーパークルーズの最新版を、CT5、CT4、エスカレード新型に採用すると発表した。スーパークルーズの最新版には、自動レーンチェンジ機能が導入される。ドライバーからの要求があり、かつ特定の条件が満たされた場合に、ハンズフリーの部分自動運転中に、高速道路で車線変更を自動で行う。

スーパークルーズの作動中、ドライバーはウインカーに触れて、車線変更を希望する意思を表示する。これにより、システムは車線変更が安全に行えるかどうかを判断し、安全が確認された場合、自動で車線変更を行う。なお、ドライバーアテンションシステムは、車線変更中にドライバーが引き続き、車両の周囲に集中することを要求する、としている。

《森脇稔》

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