FCA、5世代目車載インフォテインメント「Uconnect 5」発表…5倍の処理速度を実現

FCAの5世代目車載インフォテインメント「Uconnect 5」
FCAの5世代目車載インフォテインメント「Uconnect 5」全 6 枚

FCA(フィアット・クライスラー・オートモービルズ)は、5世代目となる車載インフォテインメントシステム、「Uconnect 5」を発表した。世界150か国以上で販売されるFCAのグループ各車に、順次搭載される予定だ。

画像:FCAの5世代目車載インフォテインメント「Uconnect 5」

Uconnect 5は、グーグルの「Android」の自動車オペレーティングシステム(OS)の採用と、従来に対して5倍の処理速度が特長だ。これにより、直感的なユーザーエクスペリエンスを可能にしている。12.3インチの大型画面は、ウルトラHDで最大1500万ピクセルとなる。

Uconnect5では、最大5つのユーザープロファイルとバレットモードでパーソナライズできる。ボタンを押すだけで、車両の各種設定が簡単に変えられる。また、カスタマイズ可能なホーム画面により、頻繁に使用する機能にワンタッチ操作で素早くアクセスできる。

Uconnect5では、アマゾンの「アレクサ(Alexa)」の「Home to Car」機能を拡張した。これにより、自然な音声認識と「Car to Home」機能を備えた車載アレクサの仮想アシスタントを追加するという。

ワイヤレスの「Apple CarPlay」とワイヤレスの「Android Auto」により、接続と共有が簡単に。新しいTomTomナビゲーションには、自然な音声認識機能が採用される。

ソフトウェアのアップデートは、無線通信の「Firmware Over The Air(FOTA)」によって行われる。また、システムソフトウェアとハードウェアの改善により、注意散漫な運転を防止する、としている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「めっちゃかっけぇ」日産『ティアナ』新型に反響続々! 最新コックピットに15スピーカー付きで約310万円の価格にも注目
  2. 「エスティマ難民」のあなたに? トヨタ『シエナ』2026年モデル発表…11月の新型車記事ベスト5
  3. 日産『ノートオーラ』など5車種783台をリコール…11月掲載のリコール記事ランキング
  4. もっと良くなったはず? 日産『ローグPHEV』は三菱アウトランダーPHEV派生…海外報道
  5. 27万6000km走行の初代ポルシェ『カイエン』、28か国を4か月で走破…耐久性を実証
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る