ベントレー コンチネンタルGT 新型、GPアイスレース初参戦へ

ベントレー・コンチネンタル GT 新型のGPアイスレース参戦車両
ベントレー・コンチネンタル GT 新型のGPアイスレース参戦車両全 10 枚

ベントレーは、2月1~2日にオーストリア・ツェルアムゼーで開催されるGPアイスレースに、新型『コンチネンタルGT』(Bentley Continental GT)で初参戦すると発表した。

2日間のモータースポーツで構成されるGPアイスレースは、1937年に開始され、2019年に復活した。このイベントには、新旧のレーシングカーやラリーカーが参戦する。600mの凍った雪上コースにおいて、さまざまな車両カテゴリーで競い合う。

新型コンチネンタルGTには、パワートレインにSUVの『ベンテイガ』譲りの新世代6.0リットルW12気筒ガソリンツインターボエンジンを搭載する。最大出力は635ps、最大トルクは91.8kgmを発生する。トランスミッションは8速デュアルクラッチ、駆動方式は4WD。動力性能は、0~100km/h加速3.8秒、最高速333km/hを実現する。

アダプティブシャシーには、48Vの「ダイナミックライドシステム」を採用した。路面状況を問わず、乗り心地やハンドリングを引き上げる。新システムでは、横方向のロールを制御することで、乗員への不快な挙動を抑えている。

GPアイスレースの参戦車両は、市販車に近い状態に保たれる。最低地上高は若干引き上げられ、トレッド幅は15mm拡大。ピレリ製の「スコーピオンアイスゼロ2」タイヤ、高性能ブレース、Akrapovic製の排気システム、スキー用の特注ラックが装備されている。このほか、レースに欠かせないロールケージ、消火システム、レーシングシート、ハーネスなどの安全装備を採用している。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「ベントレー史上最大のデザイン革命」初のコンセプトEVは、全長5m超えの3名乗りクーペ
  2. もしも「タイプ992」が初代911をオマージュした世界線だったら…? ウクライナのデザイナーが再解釈
  3. まさに水上のスポーツカー!ブラバスの「電動ジェットボード」登場、世界77台限定で340万円
  4. 「鈴鹿8耐」最注目のヤマハ車は完全新作の『YZF-R9』! 150万円を切るなら「ブレイクの予感」しかない
  5. レクサス『LBX MORIZO RR』、イエロー映える限定車「Original Edition」価格は730万円
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る