持続可能な地域旅客運送サービス…MaaS普及措置など 国交省の中間とりまとめ

(イメージ)
(イメージ)全 2 枚
国土交通省は1月29日、地域公共交通部会の中間とりまとめとして「持続可能な地域旅客運送サービスの提供の確保に向けた新たな制度的枠組みに関する基本的な考え方」を発表した。

2014年の地域公共交通活性化再生法改正の成果・課題や、社会経済情勢の変化を踏まえて提起された4つの課題・テーマについて、実施していく具体策をとりまとめたもの。

●「地域自らデザインする地域の交通」では、地方公共団体による「地域公共交通計画(仮称)」作成の努力義務化、定量的な目標設定、実施状況の分析・評価を明確化する。

●「移動者目線の徹底による既存サービスの改善」では、移動その他の地域の課題を解決するための MaaSの円滑な普及促進に向けた措置、新技術の積極的活用、共同経営等に係る独禁法の特例創設など。

●「郊外・過疎地における移動手段の確保」では「地域旅客運送サービス継続事業(仮称)」の創設、自家用有償旅客運送制度の実施の円滑化、ラストマイル対策を掲げた。

●「計画の実効性確保及びサービス持続性重視」では、地方公共団体への通知、意見提出の仕組みの創設、貨客運送効率化事業(仮称)の創設、「地域公共交通計画(仮称)」と乗合バスの運行費補助の連動化を具体策として掲げた。

国土交通省では、これらを踏まえ必要な制度改正に取り組む方針。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「TWIN TURBOのロゴ懐かしい!」Z32ファン感涙、レトロ感あふれる新型『フェアレディZ』が話題に
  2. メルセデスベンツ『GLC』新型、インテリア先行公開…史上最大39.1インチディスプレイ採用
  3. 「みんなガソリン車が欲しいんだよ…」フィアットの新コンパクト『グランデパンダ』、6速MT登場に日本のファンも反応
  4. 【スズキ GSX250R 試乗】ハンドリングは「小さなハヤブサ」!? 250ccらしからぬ独自の存在感…伊丹孝裕
  5. 復活の『テスタロッサ』にスパイダー、ハードトップは14秒で開閉可能…最高速330km/h
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る