トヨタ紡織、諸経費増加や詐欺被害で営業益12.7%減 2019年4-12月期決算

自動車 ビジネス 企業動向
トヨタ紡織
トヨタ紡織 全 1 枚 拡大写真

トヨタ紡織は1月31日、2019年4~12月期(第3四半期累計)の連結決算を発表。生産台数増加で増収となったものの、諸経費増加や欧州子会社の詐欺被害などの影響で、増収減益となった。

売上高は、主に日本・北中南米地域での生産台数増加などにより、同0.7%増の1兆0581億円となった。利益については、増産効果はあったものの、製品構成の変化や将来に向けた諸経費の増加に加え、昨年9月に発覚した欧州子会社の詐欺被害なども影響し、営業利益が同12.7%減の399億円、税引前利益は同12.2%減の409億円、四半期純利益は同19.9%減の175億円となった。

今期の連結業績見通しは、直近の業績動向と為替等を勘案し、売上高を1兆4000億円(前回予想比+100億円)、営業利益を530億円(前回予想比+30億円)、税引前利益540億円(同+30億円)に上方修正。純利益250億円とした前回予想を据え置いた。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. 「TWIN TURBOのロゴ懐かしい!」Z32ファン感涙、レトロ感あふれる新型『フェアレディZ』が話題に
  2. 【プジョー 3008 新型試乗】全身鋼のような硬さに満ち溢れる。これが新時代のプジョーか…中村孝仁
  3. 「思ったよりだいぶ安い」トヨタ『GRヤリス』に新登場、エアロパフォーマンスパッケージに絶賛の声
  4. レクサス『IS』改良新型、米国はハイブリッドなし..V6ガソリンだけを設定
  5. メルセデスベンツ初のEVワゴン、CLAシューティングブレーク新型…IAAモビリティ2025
  6. トミカ「ムービースターズ」、第1弾は『西部警察』のスーパーZとガゼール…2026年2月発売
  7. メルセデスベンツ『Cクラス』次期型を予告、光る大型グリル採用…初のEVも設定へ
  8. 「妄想が現実になった」トヨタがAE86のエンジン部品を発売へ…「復刻だけじゃない」その内容に驚きの声
  9. ルノー日産三菱、仏ドゥエー工場でEV共同プロジェクト推進…次期『エクリプス クロス』開発・生産へ
  10. ホンダ初のフルサイズ電動バイク『WN7』発表、航続130km…2026年欧州発売へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る