豊田自動織機、フォークリフト伸び悩みで減収 2019年4-12月期決算

豊田自動織機のエンジンフォークリフト(参考画像)
豊田自動織機のエンジンフォークリフト(参考画像)全 2 枚

豊田自動織機は1月31日、2019年4~12月期(第3四半期累計)の連結決算を発表。主力のフォークリフトが伸び悩み、売上高は前年同期比0.3%減の1兆6244億円となった。

車両組立事業の売上高は、新型『RAV4』が増加したことで、同13%増の674億円となった。エンジン事業は、新型のA25A型およびM20A型ガソリンエンジンやGD型ディーゼルエンジンが増加したことで、同19%増の907億円。カーエアコン用コンプレッサーは、日本では増加したものの、北米や欧州などで減少したことで、同4%減の2487億円となった。産業車両事業は、主力のフォークリフトトラックが日本や北米、中国で減少したことや、為替変動による影響もあり、同1%減の1兆0687億円となった。これらの結果、全体の売上高は同0.3%減の1兆6244億円となった。

収益については、減価償却費や人件費の増加、為替変動による影響などがあったものの、営業面の努力やグループあげての原価改善活動の推進などにより、営業利益は同3.2%増の1010億円、税引前利益は同2.5%増の1702億円、四半期利益は同2.3%増の1293億円となった。

しかし、連結業績見通しについては、直近の業績を踏まえ、下方修正。売上高を2兆2000億円(前回予想比-200億円)、営業利益を1300億円(同-50億円)、税引前利益1970億円(同-30億円)、最終利益1500億円(同-10億円)とした。

《纐纈敏也@DAYS》

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