ポルシェ タイカン をカスタマイズ、90種類の仕上げが可能…欧州で設定

ポルシェ・エクスクルーシブ・マヌファクトゥールが開発

3種類のスポーツデザインパッケージ

カーボンインテリアパッケージ

ポルシェ・タイカンのカスタマイズプログラム「ポルシェ・エクスクルーシブ」
ポルシェ・タイカンのカスタマイズプログラム「ポルシェ・エクスクルーシブ」全 7 枚

ポルシェは、ブランド初の市販EVの『タイカン』(Porsche Taycan)に、カスタマイズプログラムの「ポルシェ エクスクルーシブ」を欧州で設定した。およそ90種類の仕上げが可能、としている。

ポルシェ・エクスクルーシブ・マヌファクトゥールが開発

カスタマイズプログラムのポルシェ エクスクルーシブは、「ポルシェ・エクスクルーシブ・マヌファクトゥール」が開発を手がけた。ポルシェ・エクスクルーシブ・マヌファクトゥールは、「独創的なカスタマイズ」をテーマに掲げている。

30人以上の専門のスタッフは、内外装を中心にカスタマイズを行う。ライト、ホイール、エンジン、ドライブトレインをパーソナライズできる。さらに、レザー、カーボン、アルミ、ウッド仕上げなど、高品質の素材と幅広い特別な色が用意されている。このカスタマイズプログラムは、およそ600種類のメーカーオプションでカバーできない顧客の要望に対応するという。

ポルシェの初のフル電動スポーツカーのタイカンも、高品質のコンポーネントと、内外装の特別なパッケージを手作業で仕上げることにより、さらに高度なパーソナライズを実現できる。ドイツ・ツッフェンハウゼンにある自社工場が用意するおよそ90種類の専用オプションには、3種類のスポーツデザインパッケージとカーボンエアロブレード付き21インチエクスクルーシブデザインホイールなどがある。グレーシャーアイスブルーのデイタイムランニングライトを備えたLEDマトリックスヘッドライトも、ラインナップされている。

ツッフェンハウゼンのポルシェ・エクスクルーシブ・マヌファクトゥールは、タイカンの発売に合わせて生産能力を増強した。工場スペースは2000平方mに拡張され、4つの新しい昇降プラットフォームワークステーションが追加された。 150平方mの倉庫スペースも設けられ、車両の物流が最適化されている。ポルシェ・タイカンのカスタマイズプログラム「ポルシェ・エクスクルーシブ」ポルシェ・タイカンのカスタマイズプログラム「ポルシェ・エクスクルーシブ」

3種類のスポーツデザインパッケージ

エクステリアは、グレーシャーアイスブルーのデイタイムランニングライトを備えたLEDマトリックスヘッドライトが特長だ。さらにダイナミックな外観のために、スポーツデザインパッケージには、3つのバリエーションが用意されている。フロントバンパー下部、シルパネル、ディフューザーのサイドフィンが、異なる仕上げとなる。各パッケージに応じて、これらはボディカラーまたはハイグロスブラック塗装、カーボン製で仕上げられる。

「PDLSプラス」(ダイナミック・ライト・システム・プラス)を備えたLEDマトリックスヘッドライトは、ヘッドライトハウジングに3次元回路基板グラフィックを採用する。鍛造カーボンと粉砕カーボンで作られたエアロブレードを備えた21インチのエクスクルーシブデザインホイールは、優れた空力性能と軽量構造を組み合わせた。ホイールセットあたり、同等のホイールと比較して3kg以上軽いという。ポルシェ・タイカンのカスタマイズプログラム「ポルシェ・エクスクルーシブ」ポルシェ・タイカンのカスタマイズプログラム「ポルシェ・エクスクルーシブ」

カーボンインテリアパッケージ

カーボンインテリアパッケージは、モータースポーツからインスピレーションを受けたものだ。フロントドアとリアドア、センターコンソールの側面トリムは、マットカーボンで仕上げられる。アクセントパッケージでは、フロントドアとリアドアのトリムをボディ同色で塗装し、インテリアのコントラストカラーを選択することもできる。タイカンのスポーティなキャラクターは、グラファイトブルー、トリュフブラウン、ライムベージュ、クレヨン、ブラックベリー、メランティブラウン、スレートグレー、ボルドーレッドの各色のシートベルトで強調されている。

《森脇稔》

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