マルチスズキ初のSUVクーペ、電動モデルで提案…デリーモーターショー2020

100万台のグリーンカーをインドで販売する目標の一環

マルチスズキの最新デザイン言語

未来的なインテリア

スズキ・コンセプト・フュートゥロ e(デリーモーターショー2020)
スズキ・コンセプト・フュートゥロ e(デリーモーターショー2020)全 7 枚

スズキのインド子会社のマルチスズキは、インドで開幕したデリーモーターショー2020(オートエクスポ2020)において、『コンセプト・フュートゥロe』(Suzuki Concept FUTURO-e)を初公開した。

画像:スズキ・コンセプト・フュートゥロ e

100万台のグリーンカーをインドで販売する目標の一環

マルチスズキは、新たに「ミッション・グリーン・ミリオン」を掲げ、今後数年間に100万台のグリーンカーを販売する計画を発表した。この目標を達成するために、マルチスズキは、CNG(天然ガス)車、ハイブリッド車、EVを含むさまざまなオプションを顧客に提供していく。マルチスズキは2010年にCNG車を、2015年に「スマートハイブリッド」車を投入し、インドで累計100万台のグリーンカーを販売してきた。

マルチスズキは、ミッション・グリーン・ミリオンを実現する一環として、デリーモーターショー2020において、コンセプト・フュートゥロeを初公開した。同車は、将来のグリーンモビリティを再考するというスズキの理念を示したコンセプトカーだ。未来的でダイナミックかつスタイリッシュなSUVクーペコンセプトのデザインスタディになる。

SUVセグメントは最近、人気が急上昇している。クーペスタイルのSUVは、マルチスズキにとって初。コンセプト・フュートゥロeは、マルチスズキのデザイナーによって設計された。SUVセグメントにおける斬新なデザインの解釈をテーマに、インドの意欲的な若者に魅力的なデザインを提供することを目指している。

マルチスズキの最新デザイン言語

コンセプト・フュートゥロeは、マルチスズキの最新デザイン言語を導入し、SUVクーペシルエットとバランスの取れたプロポーションを追求した。鮮明な幾何学的なボディは、コンセプト・フュートゥロeに大胆かつスタイリッシュな存在感を与えている。レイヤーが入ったバンパーフィン、ボディの直線的なエッチングパターン、特長的なグラフィック要素の採用など、新鮮なディテールがコンセプト・フュートゥロeの周囲に、視覚的な動きを作り出している。

フロントマスクには、ヘッドライトに流れ込むように、クロスバーをデザインした。スズキの「S」エンブレムからライトバーが浮かび上がり、フロントマスクに洗練された表情を演出している。

ボディサイドの斜めのキャラクターラインは、ボディサイドのボリュームを視覚的に分割し、フェンダーの豊かさを強調して、全体的なスタンスをダイナミックにしている。フロントからリアに向かっても、ボリューム感を持たせており、大胆なクーペシルエットを構築する。マットシルバーのボディカラーは、銀河系に触発されたもので、未来的なイメージを追求した。スズキ・コンセプト・フュートゥロ eスズキ・コンセプト・フュートゥロ e

未来的なインテリア

若々しくダイナミックなインテリアは、革新とインテリジェンスというエクステリアのデザイン言語を反映したものだ。ジオオーガニックの構造にインスパイアされた室内は、運転スタイルに合わせて色が変化する。

コンセプト・フュートゥロeには、回転式トラベルシートとコンソールが搭載されている。乗員は高い快適性とインフォテインメント機能を自由に楽しむことができる。

ブルーとアイボリーのハイコントラストなカラースキームは、インテリアのフローティングコンセプトを強調している。自然に触発されたテクノ仕上げ素材が、トリムに広く使用された。インストルメントパネル上側に透明効果を持たせて、テクノフューチャリスティックな雰囲気を高めている。

また、室内全体に広がるHMI(ヒューマン・マシン・インターフェイス)とレイヤードセカンダリースクリーンにより、すべての車両関連情報をワンタッチで見ることができる。乗員に未来的な運転体験を提供するという。

マルチスズキは、「インドで作る」が基本理念。インドの自動車市場の将来を信じており、技術にとらわれないアプローチで、パワートレインの電動化への取り組みを加速させる、としている。

《森脇稔》

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