ルノー メガーヌ 改良新型、初のPHV設定…今夏欧州発売へ

1.6リットル直4ガソリンエンジン+2モーター

EVモードは最大64km

3種類の走行モードを「マルチセンス」で切り替え

ルノー ・メガーヌ 改良新型のPHV
ルノー ・メガーヌ 改良新型のPHV全 11 枚

ルノーは、改良新型『メガーヌ』(Renault Megane)に初のプラグインハイブリッド車(PHV)の「E-TECH」を設定し、今夏欧州市場で発売すると発表した。

画像:ルノー ・メガーヌ 改良新型のPHV

1.6リットル直4ガソリンエンジン+2モーター

改良新型には、従来型にない電動モデルとして、ルノーグループが新開発した電動化技術、E-TECH搭載車を設定する。E-TECHは、ルノーのエンジニアリングがルノーF1チームと、エネルギーマネジメントに関する専門知識を共有し、F1のノウハウを活用しながら開発した。ルノーのEVの専門チームによって開発されたブレーキシステムと組み合わせて、最適な電気効率を可能にしているという。

減速およびブレーキング中に回収されたエネルギーは、バッテリーに充電される。ルノーはE-TECHの開発にあたって、150の特許を取得した。ルノー日産三菱アライアンスで、構造部品を共用している。

E-TECHには、ハイブリッドとPHVがあり、メガーヌのE-TECHはPHVとなる。PHVシステムは、新世代の1.6リットル直列4気筒ガソリンエンジン(最大出力160hp)に2つの電気モーター、マルチモードクラッチレスギアボックス、蓄電容量9.8kWhの400Vバッテリーを組み合わせたものだ。ルノー ・メガーヌ 改良新型のPHVルノー ・メガーヌ 改良新型のPHV

EVモードは最大64km

ルノーのE-TECHは、クラス最高レベルのレスポンス、優れた燃費、減速時の素早いバッテリー充電などにより、最大限の効率を追求する。発進時は、モーターで始動。ブレーキペダルを操作せず、アクセルペダルだけで加減速できる強力な回生ブレーキを採用する。

EVモードでは、WLTP計測の複合モードで最大48km、WLTP計測の市街地モードで最大64kmのゼロエミッション走行が可能だ。この効果もあり、CO2排出量はWLTP計測の複合モードで、40g/km以下の環境性能を備えている。ルノーによると、CO2排出量を削減し、長距離走行では燃費を抑えながら、最適な走行性能と電動車の運転体験を提供するという。

トランクには、充電用のケーブルが搭載される。それでも、トランク容量は434~1247リットルと、実用的な容量を備えている。ルノー ・メガーヌ 改良新型のPHVルノー ・メガーヌ 改良新型のPHV

3種類の走行モードを「マルチセンス」で切り替え

走行モードは3種類あり、「マルチセンス」で切り替えできる。または、ダッシュボードの専用ボタンを押すことにより、バッテリーに充分な電力がある場合、EVモードに自動的に切り替わる。たとえば、都心部での走行などの場合に、EVモードに自動で切り替えることができる。

「マイセンス」モードでは、ハイブリッド走行モードを最適化して、ランニングコストを削減する。「Eセーブ」機能は、電気モーターの稼働を抑え、エンジンから電力を引き出す。これにより、少なくとも40%、バッテリー電力を節約することが可能になるという。

「スポーツ」モードでは、エンジンと2つのモーターを組み合わせることにより、ドライバーが最大限のパフォーマンスを活用できるようにする。バッテリーに充分な容量がある時、アクセルペダルを大きく踏み込むと、エンジンとモーターがフル稼働する。追い越し時などに、力強い加速が得られるようにした。

なお、E-TECHは、まずはワゴンの「スポーツツアラー」に設定される。遅れて、ハッチバックにも用意される予定だ。

《森脇稔》

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