ボッシュが「ヘルプコネクト」開発、自動で事故を検出し情報を送信…コネクテッドワールド2020で展示予定

ボッシュの「ヘルプコネクト」のイメージ
ボッシュの「ヘルプコネクト」のイメージ全 1 枚

ボッシュ(Bosch)は2月12日、ドイツで2月19日に開幕する「コネクテッドワールド2020」において、「ヘルプコネクト」を初公開すると発表した。

ヘルプコネクトは、命を救うコネクテッド製品として開発された。事故に遭った人に対して、場所や車種を問わず、迅速なサポートを行う。

ヘルプコネクトは、スマートフォンアプリとして利用可能なコネクトソリューション。救命情報をボッシュのサービスセンター経由で、緊急サービスに送信する。このソリューションでは、たとえばスマートフォンのセンサーや車両の支援システムを介して、自動で事故を検出する。

「MSC」と呼ばれるオートバイ向けスタビリティコントロールシステムの加速度センサーに、スマートクラッシュアルゴリズムを追加したもので、センサーが事故を検出すると、事故の情報をアプリに送信。アプリはすぐに、救助を開始する。

ボッシュは、登録が完了すると、救命ソリューションは時間や場所を問わず、接続されたデバイスで自動的に、またはボタンを押すだけで、ヘルプコネクトを有効にできる、としている。

《森脇稔》

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