アウディ Q3 新型に最強モデル、400馬力の「RS」…欧州発売

RSモデル専用の内外装

足回りを強化

0~100km/h加速4.5秒で最高速280km/h

アウディ RS Q3 新型
アウディ RS Q3 新型全 17 枚

アウディは2月18日、新型『RS Q3』(Audi RS Q3)を欧州市場で発売した。ドイツ本国でのベース価格は、6万3500ユーロ(約755万円)と発表されている。

画像:アウディ RS Q3 新型

RSモデル専用の内外装

同車は、新型『Q3』の頂点に立つ高性能グレードだ。エクステリアは、LEDヘッドライトやルーフスポイラーを標準装備した。シングルフレームグリルも専用デザインだ。立体的なハニカム構造の光沢ブラックグリルは、大型エアインテークを備えたRSバンパーと一体設計された。リアには、両側に大きな楕円形テールパイプとクロームトリムを備えたデュアルRSエグゾーストシステムで初めて採用する。この排気システムは、ディフューザーとグロスブラックの水平ブレードを備えたRS専用バンパーに組み込まれる。

インテリアは、RSエンボス加工を施したブラックレザー/アルカンターラのスポーツシートを装備する。 RS特有のハニカムパターン仕様のヘッドレストを備えたナッパレザーのRSスポーツシートも選択できる。

RSデザインの「アウディバーチャルコックピット」を採用する。「MMIタッチディスプレイ」は、光沢のある黒いガラスで覆われたようなデザインだ。オプションで、最大のエンジン回転数に達したときにドライバーにシフトアップを促すシフトライトディスプレイを備えた、より大型のアウディバーチャルコックピットが選択できる。アウディバーチャルコックピットでは、RSディスプレイに加えて、タイヤの空気圧、エンジンのトルクと出力、ラップタイム、Gフォース、加速度に関する情報が表示される。アウディ RS Q3 新型アウディ RS Q3 新型

足回りを強化

標準のRSスポーツサスペンションは、ベース車両に対して、車高が10mm低い。RS専用のプログレッシブステアリングは、高速コーナリングでも路面との密接なコンタクトを伝える設定だ。6ピストンのRSスチールブレーキシステムは、フロントが直径375mm、リアが直径310mm。 ブレーキキャリパーは黒で塗装されており、オプションで赤も選択できる。

「アウディドライブセレクト」のダイナミックハンドリングシステムは、クワトロドライブ、ステアリング、サスペンション、Sトロニック、エンジン特性、サウンドなどの特性が変化する。「RS1」と「RS2」など合計6つのモードが選択できる。

MMIを利用して、ドライバーは2つのRSモードを個別に調整し、保存できる。「RSモード」のステアリングホイールボタンを押すだけで、2つの新モードにアクセスでき、ドライバーはモードを切り替えることができる。アウディ RS Q3 新型アウディ RS Q3 新型

0~100km/h加速4.5秒で最高速280km/h

新型RS Q3のパワートレインには、直噴2.5リットル直列5気筒ガソリンターボ「TFSI」を搭載する。この「2.5 TFSI」は、改良が施された最新バージョンだ。従来に比べて26kg軽量化されている。クランクケースはアルミ製で、この部分だけで18kgの重量を削減した。

また、さまざまな新機構の採用により、内部抵抗を減らすと同時に、パワーも向上している。シリンダー内壁にはプラズマコーティングを施し、クランクシャフトのメインベアリング径は、従来型に比べて6mm小さくなった。また、クランクシャフトを中空タイプとすることで、重量を1kg削減した。アルミム製のピストンには、オイル冷却用の流路が設けられた。切り替え式のウォーターポンプにより、冷間始動後のしばらくの間、シリンダーヘッド内のクーラントの循環を止めて、暖機時間を短縮している。

この設計により、摩擦損失が低下し、燃料消費量も削減した。吸排気システムの形状を調整することにより、1-2-4-5-3の点火順序を採用したこのエンジンは、独特のエキゾーストノートを奏でる。これは、1980年代からアウディを象徴するサウンドのひとつになっているという。

この最新の2.5 TFSIは、最大出力400hp、最大トルク48.9kgmを獲得する。48.9kgmの最大トルクは、1950~5850rpmで引き出される設定とした。トランスミッションは7速「Sトロニック」で、駆動方式は4WDの「クワトロ」だ。動力性能は、0~100km/h加速が4.5秒、最高速が250km/h(リミッター作動)。オプションで、最高速を280km/hに引き上げることができる。アウディ RS Q3 新型アウディ RS Q3 新型

《森脇稔》

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